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YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第248回~

パルミジャーニ・フルリエは
スポーツウォッチが買い!の理由

2023.6.23
■PARMIGIANI FLEURIER(パルミジャーニ・フルリエ) ■トンダ GT クロノグラフ / トンダ GT アイスブルー ■PFC906-1020001-400181 / PFS910-1020006-100182

文:篠田哲生 / Text:Tetsuo Shinoda
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。

 天才時計修復師のミシェル・パルミジャーニの工房を発展させる形で1996年に創業した「パルミジャーニ・フルリエ」。創業当初は希少なミュージアムピースのデザインや機構からインスピレーションを受けたエレガントな時計が多かったが、ブルガリの時計部門で辣腕を振るったグイド・テレーニが2021年にCEOに就任して以降は、スポーツウォッチにも力が入っている。そこでグイドが「メゾンのルネッサンス」と呼ぶスポーツウォッチの傑作「トンダ GT」と、その発展版ともいえる「トンダ PF」。そしてその両コレクションをベースとした「YOSHIDAスペシャル」から、注目のスポーツウォッチを紹介していきたい。

スポーツマインドを刺激する
「トンダ GT クロノグラフ」

 2019年にデビューした「トンダ GT」は、パルミジャーニ・フルリエにおける、スポーツウォッチの原点ともいえるモデル。ベゼルのローレット装飾やティアドロップ型のラグなどのデザインコードを踏襲しつつ、ボリューム感のあるケースを採用し、防水性能は100mを確保した。

「トンダ GT クロノグラフ」は、ダイヤル装飾は「クル・トリアンギュレール」モチーフのギョーシェ彫りで、12時位置のロゴは「PARMIGIANI FLEURIER」のフルスペル表示。ダイヤル色とインダイヤル色にコントラストを作ることで、迫力ある表情を作っているのも特徴だ。

 そしてムーブメントは、モジュール式を採用。6月は30日まで、7月は31日までというような月の大小を判断しながら動き、閏年が関係する3月1日のみ修正すれば、一年を通じて便利に使えるアニュアルカレンダー機構とクロノグラフ機構のモジュールを組み込み、12時位置にはビッグデイト。かなり複雑なメカニズムでありながら、ラバーストラップを合わせることで日常使いできるスポーツウォッチに仕上げている。

「トンダ GT クロノグラフ」は、アクティブな毎日を送りたいという人に使ってほしい時計である。


■PARMIGIANI FLEURIER(パルミジャーニ・フルリエ) ■トンダ GT クロノグラフ ■PFC906-1020001-400181

トンダ GT クロノグラフ

インダイヤルカラーは「クアンタムグレー」インダイヤルと同系色のストラップで、スポーティな雰囲気に。

■PFC906-1020001-400181 ■42mm ■ステンレススチールケース ■ラバーストラップ ■自動巻き ■100m防水 ■¥3,553,000(税込)


■PARMIGIANI FLEURIER(パルミジャーニ・フルリエ) ■トンダ GT クロノグラフ ■PFC906-1020002-400181

トンダ GT クロノグラフ

インダイヤルカラーは「グラナタ」。華やかな時計だ。

■PFC906-1020002-400181 ■42mm ■ステンレススチールケース ■ラバーストラップ ■自動巻き ■100m防水 ■¥3,553,000(税込)

品格ある美しい時計
「トンダ PF クロノグラフ」

 2021年にデビューした「トンダ PF」は、パルミジャーニ・フルリエが得意とする奥ゆかしいラグジュアリーさをもつ時計。「トンダ GT」と同様に、ベゼルのローレット装飾やティアドロップ型のラグといったデザインは踏襲。しかしマイクロローターや一体式ムーブメントを採用することで厚みを抑え、エレガントな雰囲気を強めている。

 またダイヤルには「バーリーコーン」のギョシェ彫りを取り入れ、その美しいダイヤルを生かすように、インデックスはかなりコンパクトにしている。またブランド表記を「PF」のみにしているのも特徴だ。

 この「トンダ PF クロノグラフ」は、自社製の一体型ムーブメントCal.PF070を搭載。ブランドの悲願であった一体型構造であるだけでなく、毎時36,000振動のハイビート式で、パワーリザーブも約65時間と十分なスペックを持っている。そしてダイヤル色とインダイヤル色のトーンを合わせているので、上質なムードがある。さらには、ケースとブレスレットは一体化するようにデザインされ、ラグの稜線がそのままブレスレットとのラインに連なるなどディテールへの探求心も深い。

 じっくりと細部まで堪能したい時計、それが「トンダ PF クロノグラフ」だ。


■PARMIGIANI FLEURIER(パルミジャーニ・フルリエ) ■トンダ PF クロノグラフ ■PFC915-2020001-200182

トンダ PF クロノグラフ

搭載ムーブメントのCal.PF070は、COSC認定クロノメーターも取得済み。

■PFC915-2020001-200182 ■42mm ■18Kローズゴールドケース&ブレスレット ■自動巻き ■100m防水 ■¥10,406,000(税込)


■PARMIGIANI FLEURIER(パルミジャーニ・フルリエ) ■トンダ PF クロノグラフ ■PFC915-1020001-100182

トンダ PF クロノグラフ

ベゼルの素材はプラチナを使用。

■PFC915-1020001-100182 ■42mm ■ステンレススチールケース&ブレスレット(ベゼルはプラチナ製) ■自動巻き ■100m防水 ■¥4,818,000(税込)

カラーリングを楽しむ
「YOSHIDAスペシャル」

 カラーダイヤルは、ここ数年の高級時計界の大きなトレンド。パルミジャーニ・フルリエでも、グレーやミラノブルーなど、やさしいニュアンスカラーを用いて、時計の魅力を増幅させている。しかしその一歩先を行くのが、「YOSHIDAスペシャル」モデルたちだ。

 長年の時計販売で培ったセンスを生かして、パルミジャーニ・フルリエを色で華やかに仕上げた。

「トンダ GT アイスブルー」は、スモールセコンド+ビッグデイトの人気モデルに、アイスブルーダイヤルを合わせたもの。この色は人気ブランドが特別モデルにこぞって取り入れている注目色。クリーンな存在感があるので、これからの季節にも活躍してくれるだろう。

「トンダ PF フライングトゥールビヨン」は、マイクロローター式のトゥールビヨンウォッチで、ケースの厚みはわずか8.6mmという繊細で美しいモデル。広々としたダイヤルも特徴だが、YOSHIDAスペシャルでは、サンドブラスト仕上げでマットな質感にしたグリーンを選択。深みのある色調は腕元に落ち着いた印象を与えてくれる。

 いずれのモデルも、ベースモデルの個性を残しつつ、トレンド感を意識したカラーリングを取り入れているので、視線を引き付ける腕元になるはずだ。


■PARMIGIANI FLEURIER(パルミジャーニ・フルリエ) ■トンダ GT アイスブルー ■PFS910-1020006-100182

トンダ GT アイスブルー

スペシャルボックスに加えて、ブラックラバーとブルーラバーのストラップが付属する。

■PFS910-1020006-100182 ■42mm ■ステンレススチールケース&ブレスレット(ブラックとブルーのラバーストラップ各1本が付属) ■自動巻き ■100m防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定100本 ■¥2,728,000(税込)


■PARMIGIANI FLEURIER(パルミジャーニ・フルリエ) ■トンダ PF フライングトゥールビヨン ■PFS921-1020001-100182

トンダ PF フライングトゥールビヨン

厚さ3.4mmのCal.PF517を搭載。トゥールビヨンの位置を7時位置にずらして、表情に変化を加える。

■PFS921-1020001-100182 ■42mm ■ステンレススチールケース&ブレスレット(ベゼルはプラチナ製) ■自動巻き ■100m防水 ■YOSHIDAスペシャル 限定50本 ■¥17,226,000(税込)


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【 連載コラム 】

ロングランの人気連載コラム。グレッシブが擁するベテランから気鋭のライターが、YOSHIDAが取り扱うタイムピースおよびブランドをご紹介します。時計の基本的な情報はもちろん、この連載ならではの様々な切り口で注目ブランドの魅力を解説します。パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ウブロなどの人気ブランドから新進気鋭まで名店YOSHIDAならではの審美眼について特集を展開します。

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