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YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第203回~

YOSHIDAが注目するゼニスの新定番
「クロノマスター スポーツ」の傑作5モデル

2022.8.12
■ZENITH(ゼニス) ■クロノマスター スポーツ ■03.3100.3600/69.C823 / 65.3104.3600/52.C920 / 03.3100.3600/21.M3100

文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。

 2021年1月に発表されると、瞬く間に世界的人気を獲得したゼニス(ZENITH)の「クロノマスター スポーツ」。一見するとベーシックなスポーツクロノグラフのルックスだが、そこにはエル・プリメロの初代モデル「A386」をはじめとするヒストリカルピースのエレメントが盛り込まれており、じっくりと眺めているとゼニスらしい表情を堪能できる新たな傑作である。もちろん、長年にわたってゼニスを取り扱うYOSHIDA(ヨシダ)もこのモデルには注目しており、「クロノマスター スポーツ」が登場した同年には、いち早くスペシャルモデルをリリースしたほど。今回は、YOSHIDAが注目する「クロノマスター スポーツ」5モデルを通じて、その魅力に改めて触れてみたい。

限定モデルならではの独創性が際立つ
「クロノマスター スポーツ Yoshida Special Edition」

 “YOSHIDAスペシャル”とは、YOSHIDA代表取締役・吉田勉のアイデアを具現した別注モデルの総称であり、限定仕様にふさわしいマテリアルを用いつつも、ユーザーが長く愛用できるように仕立てられたタイムピースである。

 このコンセプトを踏襲しつつ、ゼニスとのコラボレーションによって誕生した「クロノマスター スポーツ Yoshida Special Edition」はトレンド感のあるカラーを取り入れ、独自の魅力を構築している。2022年に発売を開始した第2弾は、前作から表情を一変させ、ダイアルにアクアブルーを採用したエレガントな雰囲気を放つモデルだ。

 そんな「クロノマスター スポーツ Yoshida Special Edition」の第2弾は全4モデルがラインナップされているが、なかでも注目なのが、ホワイトゴールドのケースにブラックセラミックのベゼルを組み合わせたモデル。ダイヤル、インダイヤルともに上品なアクアブルーで統一しながらも、ブラックセラミックベゼルがその周囲を取り囲むことで引き締まった表情となり、レギュラーモデルにはない軽快かつラグジュアリーな雰囲気を放っている。


■ZENITH(ゼニス) ■クロノマスター スポーツ Yoshida Special Edition ■65.3104.3600/52.C920

クロノマスター スポーツ Yoshida Special Edition

■65.3104.3600/52.C920 ■41mm ■18Kホワイトゴールドケース ■ブラックカーフストラップ ■自動巻き ■10気圧防水 ■Yoshida Special Edition 限定80本 ■¥3,575,000(税込)

ダイヤルの表情にも統一感を持たせた
ステンレススチール×ローズゴールドのツートンモデル

 2021年の「クロノマスター スポーツ」は、ステンレススチール、またはローズゴールド製のケースにセラミックベゼルを組み合わせたモデルを展開していたが、2022年にはローズゴールドとステンレススチールのコンビネーションモデルが新たに加わった。近年、ゴールド製のモデルや、それを用いたコンビネーションモデルにはかつてのようなネガティブイメージがなくなり、むしろ人気を獲得するようになったが、「クロノマスター スポーツ」のコンビネーションモデルもシリーズに新鮮な魅力を与えており、発表以来、注目を集めている。

 印象的なのは、ブレスレットのセンターリンクのみならず、ベゼルにもローズゴールドを採用したことでステンレススティールとのコントラストが生まれ、マテリアルの輝きが際立っている点。しかも、「クロノマスター スポーツ」シリーズで唯一、サンレイ仕上げのシルバーダイヤルを組み合わせており、ステンレススチールケースの質感と統一感を持たせたデザインワークも、実に見事だ。


■ZENITH(ゼニス) ■クロノマスター スポーツ ■51.3100.3600/69.M3100

クロノマスター スポーツ

■51.3100.3600/69.M3100 ■41mm ■ステンレススチール×18Kローズゴールドケース&ブレスレット ■自動巻き ■10気圧防水 ■¥2,310,000(税込)

正統なスポーツクロノグラフの佇まいが楽しめる
「クロノマスター スポーツ」のスタンダードモデル

 2021年に発表された「クロノマスター スポーツ」第1弾ラインナップのひとつが、ステンレススチールケースにブラックセラミックベゼルを組み合わせたモデルだ。冒頭で述べたように、その佇まいは正統なスポーツクロノグラフだが、1969年に誕生したエル・プリメロのファーストモデル「A386」をはじめ、「レインボー」や「デ・ルッカ」「A277」といった、ゼニスの錚々たるヒストリカルピースのエレメントを盛り込んでデザインされている。

 搭載するのはエル・プリメロ 3600。名機エル・プリメロの誕生50周年を記念して設計され、2019年に発売された限定モデル「クロノマスター2」で初めて採用されたムーブメントであり、36,000振動/時の高振動はもちろんのこと、1/10秒単位の計測が行えるクロノグラフ機能を備え、より詳細な計測を可能にしている。

 第1弾では多彩なラインナップを展開したが、なかでも注目したいのが、ブラックダイヤルを採用したブレスレットモデルと、ホワイトダイヤルを採用したブルーのコーデュラ・エフェクトラバーストラップ。前者はダイアルとセラミックベゼルの艶感が調和しながら精悍な表情を生み出しており、一方の後者は艶のあるホワイトダイヤルとブルーのストラップとのコンビネーションが軽快でスポーティーな雰囲気を放っており、ブレスレットモデルとはひと味違う魅力を放っている。


■ZENITH(ゼニス) ■クロノマスター スポーツ ■03.3100.3600/21.M3100

クロノマスター スポーツ

■03.3100.3600/21.M3100 ■41mm ■ステンレススチールケース&ブレスレット ■自動巻き ■10気圧防水 ■¥1,496,000(税込)


■ZENITH(ゼニス) ■クロノマスター スポーツ ■03.3100.3600/69.C823

クロノマスター スポーツ

■03.3100.3600/69.C823 ■41mm ■ステンレススチールケース ■コーデュラ・エフェクト ブルーラバーストラップ ■自動巻き ■10気圧防水 ■¥1,419,000(税込)

ラグジュアリーな佇まいに魅了される
フルローズゴールドの新モデル

 実のところ、2021年にもローズゴールドケースのモデルは発売されていたのだが、このときはブラックセラミックベゼルと、ブラックのカーフスキンストラップを組み合わせたものだった。しかし、フルゴールドのベゼルを製作してほしいというユーザーからの要望を受け、またブランドとしてもローズゴールドのラインナップを拡充するべく、2022年には新たに、ケース、ブレスレット、そしてベゼルにもローズゴールドを採用した、フルゴールドの「クロノマスター スポーツ」を発表した。

 ダイアルのみ、従来のモデルを踏襲しており、光沢のあるホワイトダイヤルに、ブルー、グレー、ライトグレーの3色インダイヤルを組み合わせたデザインになっているが、ゴールドを採用したことにより、その雰囲気は一転。よりラグジュアリーな雰囲気が強調されており、手首で圧倒的な存在感を放つことだろう。


■ZENITH(ゼニス) ■クロノマスター スポーツ ■18.3101.3600/69.M3100

クロノマスター スポーツ

■18.3101.3600/69.M3100 ■41mm ■18Kローズゴールドケース&ブレスレット ■自動巻き ■10気圧防水 ■¥5,170,000(税込)




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【 連載コラム 】

ロングランの人気連載コラム。グレッシブが擁するベテランから気鋭のライターが、YOSHIDAが取り扱うタイムピースおよびブランドをご紹介します。時計の基本的な情報はもちろん、この連載ならではの様々な切り口で注目ブランドの魅力を解説します。パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ウブロなどの人気ブランドから新進気鋭まで名店YOSHIDAならではの審美眼について特集を展開します。

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