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YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第30回~

オータヴィアからはじめるタグ・ホイヤーの世界

2019.4.19

文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

 1860年、エドワード・ホイヤーが創業したTAG Heuer(タグ・ホイヤー)は、150年以上にわたる歴史のなかで、常に魅力的かつ先進的なタイムピースを製造し続けてきた。その進化はさらに勢いを見せており、現在は同店でも注力するブランドのひとつになっている。そんなタグ・ホイヤーが、世界最大の時計見本市・バーゼルワールドにおいて、2019年に発表したのが「オータヴィア」。その革新性と新たなスタイルには、YOSHIDAも大いに注目しているという。

オータヴィア、それはタグ・ホイヤーの伝説的コレクション

「オータヴィア」が腕時計として初めてその姿を現したのは1962年。それは、タグ・ホイヤーの当時のCEOであり、時計師でもあったジャック・ホイヤーが考案した、回転式ベゼルに100mの防水性、耐衝撃性を備えたクロノグラフ・ウォッチだった。そもそも「オータヴィア」は1933年に誕生したダッシュボードタイマーで、そのネーミング(Autavia)は「Automobile(=自動車)」と「Aviation(=航空機)」を組み合わせたもの。そしてこのダッシュボードタイマーは20年以上にもわたってレーシングカーや航空機のコックピット計器として使用された。

 しかし、ジャック・ホイヤーはその後も「オータヴィア」の名を残すことを決断した。そして1962年、腕時計として復活を遂げると、その高い視認性もさることながら、レーシング・スピリットを体現したデザインが高い支持を獲得。1960年代から’70年代にかけては、ヨッヘン・リントやマリオ・アンドレッティ、ジョー・シフェール、クレイ・レガツォーニといった伝説的なレーシングドライバーたちに加え、スティーブ・マックイーンもがこの時計を着用。さらには軍関係者の間でも好評を博したという。「オータヴィア」は数多くのモデルとファンを生み出した。


「オータヴィア」の歴史。写真左から、1933年に誕生したダッシュボードタイマー、1962年のファースト・リストウォッチ、1969年のツーカウンター・モデル。そして右端が2019年に発表された新生「オータヴィア」だ。

 伝説のタイムピースが再び復活を遂げたのは、2017年のことだ。その前年、タグ・ホイヤーはWebキャンペーン「オータヴィア カップ」を実施。これは、1960年代に製造された16モデルの「オータヴィア」のなかから復刻してほしいと思うモデルに投票するもので、結果、5万人以上の投票により、伝説のF1チャンピオン ヨッヘン・リントの着用モデルが選ばれた。

 それは、1966年に発表された「オータヴィア “リント”」。2017年の復刻版は、このモデルにインスパイアされたデザインとなっており、ブラックの回転式ベゼルを備え、ホワイトのインダイアルには同心円状に溝を刻んだアズラージュ加工を施したモデル。ケース径はかつての39mmから42mmに拡大されているが、そのクラシカルでスポーティな佇まいと、キャリバー ホイヤー02を搭載したことによる高い実用性は多くのファンを魅了した。


Webキャンペーンで選ばれた1966年製モデルをベースデザインとして製作された、2017年発表の「オータヴィア」。ドライバーズ・クロノグラフの印象を色濃く打ち出したデザインになっている。

過去へのオマージュと先進性を備えた、
“冒険する”タイムピースへ

 そして2019年、タグ・ホイヤーはバーゼルワールドで「オータヴィア」の新しいコレクションを大々的に発表した。しかも、単に新モデルを披露するだけにとどまらず、「タグ・ホイヤー カレラ」や「モナコ」、「タグ・ホイヤー フォーミュラ 1」、「アクアレーサー」、「リンク」といった同ブランドの旗艦コレクションと並ぶ、独立したコレクションとして展開していくこともアナウンスされた。

 新生「オータヴィア」が示したのは、このシリーズに由来する“冒険と不屈の精神”をテーマとしたデザイン。丸みを帯びたケースや面取りしたラグ、双方向回転ベゼルに視認性の高いダイアルといった往時のモデルが持つデザインコードを踏襲しながらも、スモーキーダイアルを採用することで、アドベンチャーシーンをはじめ幅広いスタイルに着用できる、新しい雰囲気に仕上げられている。


 また、新生「オータヴィア」には、クロノメーター認定をうけたキャリバー5が搭載されているが、そこに採用されているのは最先端のカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイ。軽量で密度が低いため、重力や衝撃の影響を受けにくく、さらに同心円状の振動を行うため精度の向上も実現した革新的なパーツだ。


ダイアルにはギリシャ語で“同等”を意味する“iso”から取った「ISOGRAPH」を明記。これはカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイとこのキャリバーの組み合わせにより生まれた特徴だ。

キャリバー5に搭載されるのが、重力や衝撃からの影響を受けず、さらに完全な同心円状の振動によって精度も高められたカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイ。その設計と開発、製造は自社で行われれている。

 2015年に誕生した「ホイヤー01」は、YOSHIDAにとっても強烈なインパクトがあったようだ。しかし、「『ホイヤー01』のイメージから一転、シンプルでヴィンテージの雰囲気を覗かせる『オータヴィア』を前面的に打ち出してきたことは、とても斬新でフレッシュな印象を与えてくれた」という。さらに、「タグ・ホイヤーといえば『タグ・ホイヤー カレラ』がアイコニックなコレクションのひとつとして挙げられるが、それにも似た、幅広い層に支持される可能性を持っている」と、YOSHIDAもこの新生「オータヴィア」には大きな期待を寄せている。

 タグ・ホイヤーの旗艦コレクションのひとつとして新たな出発を切った「オータヴィア」。かつての意匠を大事にしながらも先進的な技術を盛り込むコレクションは、タグ・ホイヤーの数あるタイムピースのなかでも、独自の“冒険”を続けていきそうなチャレンジ精神を存分に感じさせてくれる。


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正規時計代理店YOSHIDA(ヨシダ)と、時計専門サイトGressive(グレッシブ)が、4名の執筆陣とともに送る連載企画。「なぜ、人は腕時計に惹かれるのか?」という普遍的なテーマのもと、名だたる一流ブランドの魅力に触れ、奥深い高級時計の世界へと誘う。

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