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YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第88回~

日常使いできるパテック フィリップの複雑機構7選

2020.5.29
■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■年次カレンダー搭載フライバック・クロノグラフ ■5905P

文:名畑政治 / Text:Masaharu Nabata
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

 極めて実用性が高く、現代人の要求にフィットした「年次カレンダー」と「ワールドタイム」。PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)は世界最高峰のウォッチメゾンとして、これらのモデルにおいても豊富なバリエーションを展開。日本屈指の時計・宝飾の専門店「YOSHIDA 東京本店」が厳選した7本を紹介する。

年に1度の修正で正確に暦を示す
実用性に富む「年次カレンダー」

 時計にカレンダー(暦)を搭載することは極めて実用的。これまで、さまざまなカレンダー時計が作られてきたが、そのもっとも進化したモデルが、月・曜日・日付はもちろん、閏年も含めてプログラミングされた歯車機構を開発し、無調整で正確に暦を表示する「永久カレンダー」である。

 しかし、ここまで複雑だと製作に手間がかかり、価格も高騰。もっと日常に密着して実用的で扱いやすく、壊れにくい機構はできないか? 私の想像だが、きっとパテック フィリップの技術者はこう考えたに違いない。その着想を現実化したのが「アニュアルカレンダー(年次カレンダー)」である。

「アニュアル(annual)」とは「毎年の、例年の」といった意味。これをパテック フィリップが発表したのが1996年。1年間、そのメカニズムは30日と31日の月の長さの違いを正確に表示し、調整は3月1日にだけという極めて簡易な操作で暦の表示を可能にした。

 この利便性は高く評価され、パテック フィリップにおけるベストセラーとなり、その後、20年以上にわたってさまざまなバリエーションを生み出している。

 現在、「年次カレンダー」にはメンズからレディスまで、多くのアニュアルカレンダー・モデルがラインナップされり、求める人の趣味や嗜好に対応する豊富なバリエーションを展開。その多くが東京の幡ヶ谷の名店「YOSHIDA 東京本店」にストックされているので、求めるモデルがきっと見つかるはずだ。


NO.1 Ref.5905P
実用性満点の2つの機構を融合したモデル
■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■年次カレンダー搭載フライバック・クロノグラフ ■5905P

年次カレンダー搭載フライバック・クロノグラフ

「もっとも身近なコンプリケーション(複雑機構)」と呼ばれるクロノグラフ。これはパテック フィリップにとっても極めて重要な機構であり、これまでにいくつもの名機を生み出してきた歴史がある。そのパテック フィリップがクロノグラフに年次カレンダーを加えて実用性をさらに高めたモデル。この年次カレンダーは日付の修正を年に一度、3月1日にだけ行えば良いという利便性が特徴。文字盤上部の3つの窓で曜日、日付、月を示し、6時位置のスモールセコンドのインダイアル内にある丸窓で昼夜の別を示す。マッシブなエボニーブラックのダイアルに並んだカレンダーの窓とクロノグラフの機能性が見事に融合した逸品である。

■5905P ■42mm ■プラチナケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き ■30m防水 ■価格要お問い合わせ

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NO.2 Ref.4947
淑女のためのラグジュアリーな1本
■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■年次カレンダー ■4947

年次カレンダー

ケース径38mmの婦人用の「年次カレンダー」。ダイアルは艷やかな輝きを放つブルー・ソレイユで彩られ、そこにアラビア数字の植字インデックスを配置。年に一度の修正で正確に暦を表示する特許取得の年次カレンダーは2時位置のインダイアルで月を、10時位置のインダイアルで曜日を、それぞれ針で示し、6時位置の窓では日付を数字で表示する。その上のインダイアルには約29.5日周期で満ち欠けを繰り返す月の姿を示すムーンフェイズ・インジケーターが設置されている。そして、このモデルを更に特別な存在にしているのが、ケースなどに施されたジェムセッティング。ベゼルとケース側面には141個のダイヤモンド(約1.28カラット)、リューズには 14個のダイヤモンド(約0.06カラット)がセットされ、時の移ろいを美しく演出してくれるだろう。

■4947 ■38mm ■18Kホワイトゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き ■30m防水 ■価格要お問い合わせ

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NO.3 Ref.5146
視認性に優れた定番モデル
■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■年次カレンダー ■5146

年次カレンダー

1年に1度の修正で暦を正確に表示できる利便性に優れた年次カレンダー。このモデルは、その年次カレンダーの利点を最大限に活かすべく、視認性、つまり時刻と暦の読み取りやすさを主眼として開発されたのでは、と想像する。それほど表示系統が明確。時刻の指標となるインデックスは大きなアラビア数字の植字となっており、クリーム色の文字盤からくっきりと浮かび上がる。月と曜日はインダイアルと針で表示。これもクリーム色のダイアルにブラックの表示でスッキリと見やすく印字されている。日付は6時位置の窓。この配置がダイアルの左右対称デザインをキリッと引き締め、時計全体に品格を漂わせている。

■5146 ■39mm ■18Kホワイトゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き ■30m防水 ■価格要お問い合わせ

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簡易操作で世界の時刻を示す
パテック フィリップのワールドタイム

 航空機による旅行が日常茶飯事となった現代、ワールドタイム機能を搭載するタイムピースはあらゆる人々にとって必須のアイテムとなり、その人気は衰えることを知らない。

 この分野で豊富な経験を持つウォッチブランド。実はそれがパテック フィリップ。

 そもそもワールドタイム(世界時計)というメカニズムは、1884年に米国のワシントンD.C. で開催された「国際子午線会議」によって、イギリスのグリニッジを経度0度と定め、これを基準に地球を24のタイムゾーンに分割すると定められたことに始まっている。(ただし現在、国境や政治的な理由などにより、より細かな時差を設定する複数のタイムゾーンが存在する)。

 やがて1930年代、ジュネーブの時計師ルイ・コティエが考案した時差表示システムを取り入れたワールドタイムをパテック フィリップが製作。以後、パテック フィリップはこの分野の先駆者として、開発を今日も続け、その実用性と優美なスタイル、ステイタス性は一歩抜きん出た存在となっている。

 また、ワールドタイムは単に世界を旅するトラベラーやビジネスマンだけのものではなく、他の国、異なるタイムゾーンと連絡を行う際にも便利な機構である。

 もちろん、現在ではパソコンやスマートフォンにもワールドタイム機構が搭載され、手軽に他の地域の時刻を知ることができるものの、腕の上に乗る小さな機械式腕時計にこの機能が集約されているのは、ひとつの驚き。そのメカニズムの精緻さと個性を主張する美しい佇まい。それが我々時計愛好家を魅了するのである。


NO.4 Ref.5230
羨望を集める現代のマスターピース
■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■ワールドタイム ■5230

ワールドタイム

誰もが羨望する「ワールドタイム」のマスターピース(傑作)。それがパテック フィリップのワールドタイムであり、原点もまたパテック フィリップにあるといっても過言ではない。10時位置のプッシュボタン操作で世界24の主要都市を切り替え、その時刻を瞬時に読み取れる機構は、古くからパテック フィリップが採用。文字盤の中央にはジュネーブの「パテック フィリップ・ミュージアム」が所蔵するヒストリカルピースからインスパイアを受けたモチーフのギヨシェ装飾が施されている。ちなみにギヨシェとは単なる装飾ではなく、ダイアルに模様を入れることでその上の針を浮き立たせ視認性を高める効果を狙ったものだ。

■5230 ■38.5mm ■18Kローズゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き ■30m防水 ■価格要お問い合わせ

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NO.5 Ref.7130
宝飾加工が美しい婦人用モデル
■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■ワールドタイム ■7130

ワールドタイム

「ワールドタイム」は、ご婦人にも有用性の高い機構。そこでパテック フィリップはケース径36mmの小振りなワールドタイムを開発。他のワールドタイムと同様、ダイアルの外周部には世界24の主要都市名が印字され、10時位置のボタンでタイムゾーンを瞬時に切り替えて時刻が読み取れる。文字盤の中央には手仕上げのギヨシェ装飾が施されるが、ベゼルの華麗なダイヤモンドセッティングも見どころ。このベゼルには62個(約0.85カラット)のダイヤモンド、アリゲーターストラップのピンバックルにも 27個のダイヤモンド(約0.21カラット)が埋め込まれている。

■7130 ■36mm ■18Kローズゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き ■30m防水 ■価格要お問い合わせ

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NO.6 Ref.5930
ワールドタイム×クロノグラフの融合
■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■ワールドタイム ■5930

ワールドタイム

2016年に発表されたこのモデルは、パテック フィリップの現行コレクションでは、初のワールドタイムとクロノグラフを搭載するモデル。これは1940年に発表されたユニークピース(単品製作モデル)に着想を得たものであった。そして、このモデルのために新たなムーブメントを開発。ワールドタイム機能は従来と同様、10時位置のプッシュボタンでタイムゾーンを切り替える方式。クロノグラフは2時と4時位置のプッシュボタンで操作し、センターのクロノグラフ秒針と6時位置の30分積算計で経過時間を測ることができる。これら2つの機能の融合によって、ダイアルは精緻を極め、メカニズムの魅力を倍加させているように思う。

■5930 ■39.5mm ■18Kホワイトゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き ■30m防水 ■価格要お問い合わせ

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NO.7 Ref.5524
懐かしくも新しいパイロットウォッチ
■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■カラトラバ・パイロット・トラベルタイム ■5524

カラトラバ・パイロット・トラベルタイム

かつてワールドタイムやデュアルタイムのタイムピースは、世界を飛び回る航空機パイロットに必須だった。その時代の息吹を強く感じさせるのが、このモデル。名称に「パイロット」とあるように、出発地点と到着地点の時刻を表示し、正確な運行をサポートした航空士用腕時計を再現している。二重になった時針で出発地(HOME)と現地(LOCAL)の時刻を示し、その昼夜は窓で表示。6時位置のインダイアルは現地の日付を指針表示。大ぶりなアラビア数字インデックスには蓄光塗料が塗布され、夜間飛行でも高い視認性を求めた、かつての航空士へのオマージュとなっている。白いステッチが際立つカーフスキンのストラップも航空士に愛されたタフな仕様の再現だ。

■5524 ■42mm ■18Kホワイトゴールドケース ■カーフスキンストラップ ■自動巻き ■60m防水 ■価格要お問い合わせ

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【連載】「YOSHIDAで体験する、高級時計への旅」とは?

正規時計代理店YOSHIDA(ヨシダ)と、時計専門サイトGressive(グレッシブ)が、4名の執筆陣とともに送る連載企画。「なぜ、人は腕時計に惹かれるのか?」という普遍的なテーマのもと、名だたる一流ブランドの魅力に触れ、奥深い高級時計の世界へと誘う。

INFORMATION

YOSHIDA 東京本店

東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5
営業時間:10:00~20:00 年中無休(1月1日から1月3日までを除く)



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