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YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第156回~

利便性を極めエレガントさで人気を獲得した
パテック フィリップの「年次カレンダー」

2021.9.17
■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■年次カレンダー ■5235/50

文:名畑政治 / Text:Masaharu Nabata
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

※掲載商品の情報は変更される場合がありますのでご了承ください。

 1996年にパテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)が開発に成功し、実用度の高さとエレガントな表示で大きな話題となった年次カレンダーというシステム。1年に1度だけカレンダーを調整すれば、あとは自動的に月の大小を判別して正確な暦を表示してくれる画期的な年次カレンダーは、その後、多くのフォロワーを生み、時計界の定番となった。現在、その本家本元であるパテック フィリップには多彩な魅力を持つ年次カレンダーが豊富に展開されている。そこで今回は東京の名時計店として知られるYOSHIDAがお勧めするパテック フィリップの「年次カレンダー」にスポットを当て、その魅力とバリエーションを紹介する。

美しさと実用性を両立させた
「年次カレンダー」の代表モデル

 30日と31日の月を自動判別し、年に一度、2月末日から3月1日に移る時だけに調整すれば良いという、利便性に富んだカレンダー機構を「年次カレンダー(アニュアルカレンダー)」と呼ぶ。

 この画期的なシステムは、シンプルなカレンダー時計と複雑で高価な永久カレンダーの隙間を埋める機構として1992年にパテック フィリップが開発をスタート。やがて1996年に「年次カレンダー Ref.5035」としてバーゼルワールドで発表され、極めて実用性の高いカレンダー機構として高い評価を獲得し、多くの追従モデルを生み出した。

 この伝統を引き継ぐパテック フィリップの「年次カレンダー」における代表的なモデルが、ここで紹介する「年次カレンダー Ref.5396」である。

 このモデルのバリエーションは3種類。18Kホワイトゴールドと18Kローズゴールドがシルバー・オパーリンのダイアル、18Kローズゴールドのケースがブルー・ソレイユのダイアルというラインナップとなっている。


■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■年次カレンダー ■5396

年次カレンダー

1996年にパテック フィリップが発表して以降、20年以上にわたって様々なバリエーションを生み出している年次カレンダー機構を装備する現代の傑作。カレンダーの表示を縦に並べたシンプルでエレガントなフェイスが、このモデルの大きな特徴。

■5396 ■38.5mm ■18Kホワイトゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き ■3気圧防水


■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■年次カレンダー ■5396

年次カレンダー

ブルー・ソレイユ仕上げのダイアルと赤みの強いローズゴールドのケースが素晴らしいマッチングを見せるモデル。ダイアルのインデックスにはバゲットカットのダイヤモンド(約0.26カラット)がセットされ、豪華さをさらに引き立てている。

■5396 ■38.5mm ■18Kローズゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き ■3気圧防水

斬新なレギュレーター仕様の
スタイリッシュな「年次カレンダー」

 2019年に発表され、その大胆なレイアウトと個性的で落ち着いたカラーリングで大きな話題を提供したのが、この「年次カレンダー Ref.5235/50」である。

 このダイアルの表示は「レギュレーター(regulator)」と呼ばれるスタイル。これは、かつて時計師が組み上げた時計の基準となる高精度な置時計や掛時計、つまり「標準時計=レギュレーター」として用いた高精度な時計に用いられた形式。時刻の読み取り間違いを防止する目的で、時・分・秒をそれぞれ別の軸に取り付けた針で表示するスタイルだ。

「年次カレンダー Ref.5235/50」では、このレギュレーター表示を年次カレンダーの月・曜日・日付の表示と違和感なく融合させている点が画期的なのである。

 そして、このモデルの魅力を倍加させているのが、エボニーブラックとグラファイト(濃いグレー)のツートーンで仕上げられたダイアル。

 ダイアルのベースとなるグラファイトのパートは縦のヘアライン仕上げが施されており、エボニーブラックのインダイアルと月・曜日・日付の窓、そしてダイアル外周部のミニッツトラックを、明確に浮き出すように配慮されている。

 さらに、落ち着いた色調のダイアルと鮮やかな対比をなし、美しさをより一層盛り上げるのが18Kローズゴールドのケースである。

 もちろん、ムーブメントも見どころ十分。このモデル用に新たに開発されたCal.31-260 REG QAには、「パテック フィリップ・アドバンストリサーチ」部門が開発したSilinvar®素材を用いたPulsomax®脱進機(ガンギ車とアンクル)やSpiromax®ヒゲゼンマイが採用されており、高い精度と耐磁性を確保している。


■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■年次カレンダー ■5235/50

年次カレンダー

かつて時計師が標準時計として用いたレギュレータースタイルの文字盤を採用することで高い視認性を確保した画期的なモデル。グラファイト(グレー)とエボニーブラックで構成された落ち着いたダイアルのカラーリングも、このモデルの人気をさらに盛り上げた重要な要素だ。

■5235/50 ■40.5mm ■18Kローズゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き ■3気圧防水 ■価格要お問い合わせ

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スッキリしたカレンダー表示を備える
エレガントな逸品

 2018年に発表された「年次カレンダー Ref.5205」は、ダイアルの12時位置にあるパテック フィリップのロゴのすぐ上に曜日と日付と月の表示窓を備え、6時位置のインダイアルで24時表示とムーンフェイズインジケーターを同軸で設置。

 ダイアルの12時位置にあるパテック フィリップのロゴのすぐ下に曜日と月の表示窓を備え、6時位置のインダイアルで24時表示とムーンフェイズインジケーターを同軸で設置。さらにその下に日付表示の窓を設けることで、時刻やカレンダーの読み取りが確実に行えるという高い実用性を備えているのが、2018年に発表された「年次カレンダー Ref.5205」である。

 この年次カレンダーのシステムはすでに紹介したように、毎月末に30日か31日かを自動的に判別して日付を表示し、1年に1度だけ、2月末から3月に移行する際に修正すれば良い実用的機構。これは1996年にパテック フィリップが開発し特許を取得したものだ。

 このモデルのダイアルは、中央部から外周部に向かって、しだいに色が深くなるブルー・ブラック・グラデーション・ソレイユと呼ばれる非常に凝った仕上げが施されたもの。

 バリエーションも豊富で、このモデルの他に、18Kローズゴールドのケースにオパーリン・ダイアルのモデルや、18Kローズゴールドのケースにラック仕上げのブラック・ダイアルを組み合わせたモデルなどが用意されている。


■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■年次カレンダー ■5205

年次カレンダー

ダイアルの上部に左から曜日、日付、月の順でカレンダーを表示し、6時位置のインダイアルで24時表示と、ムーンフェイズを示す斬新なレイアウトが際立つ年次カレンダー・モデル。長めで立体的なバーインデックスとシャープな針のマッチングによってモダンな感覚がより一層、強く打ち出されている。

■5205 ■40mm ■18Kホワイトゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き ■3気圧防水 ■価格要お問い合わせ

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■PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) ■年次カレンダー ■5205

年次カレンダー

ダイアルの上部に左から曜日、日付、月の順でカレンダーを表示し、6時位置のインダイアルで24時表示と、ムーンフェイズを示す斬新なレイアウトが際立つ年次カレンダー・モデル。長めで立体的なバーインデックスとシャープな針のマッチングによってモダンな感覚がより一層、強く打ち出されている。

■5205 ■40mm ■18Kローズゴールドケース ■アリゲーターストラップ ■自動巻き ■3気圧防水 ■価格要お問い合わせ

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