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YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第17回~

YOSHIDAの琴線を刺激した
革新のアナログウォッチ、トゥルームの価値

2019.1.18

取材・文:竹石祐三 / Report & Text:Yuzo Takeishi
写真提供:エプソン販売株式会社
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

 2017年にデビューを果たしたアナログウォッチの新ブランド、TRUME(トゥルーム)。GPSセンサーや各種情報を計測するセンサーを光から蓄えたエネルギーのみによって駆動させる高い機能性は、75年以上にわたって腕時計を作り続けてきたエプソンが考える“腕時計の理想形”である。究極のアナログウォッチを目指して作られ、高いユーザビリティを誇るこのブランドを、高級時計をメインに取り扱うYOSHIDA(ヨシダ)がレコメンドするのはなぜか。そこには、創業以来、常に未来を見据えるYOSHIDAならではの明確な理由が存在する。


腕時計の開発で磨き上げられたエプソンの技術力

 EPSON(エプソン)と聞いてまず思い浮かべるのはプリンターではないだろうか。1968年、同社は世界初となる小型軽量のデジタルプリンター「EP-101」を発表。この製品の大ヒットを契機として、やがてコンピュータの周辺機器分野で世界的シェアを獲得していくことになるが、1942年の創業時は第二精工舎(現・セイコーインスツル)の関連会社として、セイコー腕時計の部品製造や組み立てを担っていた。

 当時、エプソンが設計・製造した代表的な腕時計がセイコーの「マーベル」だ。1956年に誕生したこのモデルは精度の追求に加えて生産性の向上も実現し、その後のセイコー機械式時計におけるマイルストーンとなった。続く1963年には電子記録システム「プリンティングタイマー」とポータブル型の高精度水晶時計「クリスタルクロノメーター」を開発し、セイコーグループの1社(当時)として翌1964年の東京オリンピックの公式計時を担当。そして1969年、その後の時計界を激変させる世界初のクオーツ式腕時計「クオーツアストロン」を発表するのである。

「クオーツアストロン」の前年に発表された「EP-101」と、これに続くコンピュータ関連機器や精密機器の数々。それは、腕時計の開発で培われた超微細・精密加工技術があったからこそ生み出されたものなのだ。


文字板の裏側にGPSモジュールとBluetoothモジュール、さらに方位センサーと気圧・高度センサーを効率よく配置するなど、内部構造からはエプソンの優れた実装技術が伺える。

 エプソンはその後も、コンピュータやその周辺機器などと並行して腕時計の製造に携わっていく。1973年には世界初となる6桁表示の液晶ディスプレイを搭載したデジタルクオーツ腕時計「セイコークオーツLC V.F.A. 06LC」、1988年には腕の動きを電気に変える自動巻き発電クオーツウォッチ「セイコーAGS」、1999年にはぜんまいを動力源としながら水晶振動子からの信号によって精度をコントロールするセイコーの独自機構「スプリングドライブ」を開発する。

 ゆえに、エプソンが「理想とする腕時計を、自分たちの名で世に出したい」と考えるのは必然と言えるだろう。こうして2017年に誕生したトゥルームは、エプソンの技術力を結集して生まれた独創のアナログウォッチとなった。


気圧・高度センサーはケース内部の4時位置に搭載されるが、外装にはカバーを設けてセンサー表面を保護することで風による影響を軽減。正確な計測を実現するための配慮である。

エプソンの技術の結晶。それが、トゥルーム

 デビュー作の「L Collection」は、エプソンが長年にわたって培ってきた技術と最先端のテクノロジーを融合させたフラッグシップである。縦60.2mm、幅48.6mm、厚さ15.5mmのケースにはGPSセンサー、気圧・高度センサー、方位センサーを内蔵。独自開発のGPSモジュールは日本の準天頂衛星システム「みちびき」に対応しており、GPS衛星電波のみで現在地のタイムゾーンを特定し、正確な時刻を表示する。

 そして内蔵する各種センサーによって、高度計測をはじめ、方位計測、現在地から起点への方角と距離を針によって示すウェイポイント、気圧計測を可能にしている。さらにユニークなのは、上位機種に付属する「エクスパンデッドセンサー」の存在だろう。時計とは別体となったこのセンサーを利用することにより、紫外線や気温、歩数、消費カロリーの計測をも実現した。

 これらの機能を駆動させているのは、エプソンの独自機能であるライトチャージ。文字板裏側に搭載されたソーラーパネルが光を受けて駆動エネルギーを発電するもので、室内光でも充電できるようになっている。3日以上光が当たらない場合には針の動きを一時的にストップさせたり、屋内外の環境を判断して屋内ではGPS電波の受信を止めたりするなどの省電力制御によって、フル充電でスリープ機能が作動した場合には約2年という駆動時間を実現した高性能ウォッチなのだ。


GPS衛星電波とBluetoothを同時に受信できるデュアルリングアンテナを文字板より上に配置し、受信アンテナ機能を有するセラミック製ベゼルを装備。これにより受信感度を高めている。

「L Collection」の一部モデルに付属するのが、温度や紫外線、歩数、消費カロリーを計測するエクスパンデッドセンサー。時計本体と別体にすることで、気温などはより正確に計測できるようになった。

 高級時計をメインに取り扱うYOSHIDAにとっても、革新的ブランドであるトゥルームは看過できない存在であるという。その背景には、エプソンがセイコーの数多くのモデルを手掛けてきた実績があるからだ。さらに現在、GPS時計はその利便性から、高級時計を所有する多くの顧客の支持もじわじわと獲得しているという。便利かつユニークで、これから先も応援したいブランド──常に将来を見据えるYOSHIDAがこのように説明するだけに、トゥルームの今後の展開には注視しておく必要があるだろう。

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【連載】「YOSHIDAで体験する、高級時計への旅」とは?

正規時計代理店YOSHIDA(ヨシダ)と、時計専門サイトGressive(グレッシブ)が、4名の執筆陣とともに送る連載企画。「なぜ、人は腕時計に惹かれるのか?」という普遍的なテーマのもと、名だたる一流ブランドの魅力に触れ、奥深い高級時計の世界へと誘う。

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