卓越したセンスと独創性を堪能できる
2020夏に手にすべきウブロの新作5モデル
文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。
文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
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多くのセレブリティやトップアスリート、ビジネスリーダーらも愛用することで、腕時計愛好家のみならず、幅広いファンを獲得したHUBLOT(ウブロ)。もちろん、人気の理由はそれだけではない。ひと目でそれと分かる数々のアイコニックなデザインや、革新的な素材を積極的に取り入れる独創性、加えて煌びやかなプレシャスストーンをまとったレアピースの展開こそ、今日のウブロ人気を押し上げた重要なファクターだ。その卓越したクリエイティビティにはYOSHIDA(ヨシダ)も絶えず注目しており、なかでも今夏レコメンドするのが、ここに紹介する5モデルである。
ウブロの旗艦コレクションのひとつである「ビッグ・バン」が誕生したのは2005年のこと。ウブロのCEO(現会長)で、YOSHIDAオーナー・吉田勉とも親交の深いジャン-クロード・ビバー氏が打ち出したコンセプト“アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)”を具現化した「ビッグ・バン」は、ゴールドやスチールなどのケースにラバーストラップを組み合わせた斬新なスタイルで人気を博し、ウブロの名を一躍世に広めたコレクションとしても知られている。
その誕生から15年が経った2020年、「ビッグ・バン」は新たなモデルをラインナップに加えた。それが、コレクションで初めて同素材のケースとブレスレットを統合した「ビッグ・バン インテグレーテッド」だ。ブレスレットには快適な着け心地のカッティングや仕上げを施すのみならず、このインテグレーテッドブレスレットの採用に合わせてケースも再設計。これにより、ケースとブレスレットが“融合”した新たな「ビッグ・バン」が誕生したのだ。
もっとも、ラグジュアリースポーティ・ウォッチに見られるような、ケースとブレスレットを一体化させたデザインは昨今のトレンドではある。しかし「ビッグ・バン インテグレーテッド」は、それらとは異なるオリジナリティに満ちあふれている。実際に腕に載せてみれば、ラグジュアリーかつマッシヴな独特の佇まいに魅了されることは間違いないだろう。
ビッグ・バン インテグレーテッド キングゴールド
ケース、ベゼル、ブレスレットに18Kキングゴールドを採用したモデル。ブレスレットに施されたカッティングは、ポリッシュとサテンの表面仕上げと傾斜、面取りをケースとリンクさせ、“インテグレーテッド(統合)”感が強調されている。
■451.OX.1180.OX ■42mm ■18Kキングゴールドケース ■18Kキングゴールドブレスレット ■HUB1280自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造“UNICO”) ■10気圧(100m)防水 ■¥8,129,000(税込)
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ビッグ・バン インテグレーテッド チタニウム パヴェ
ケースとベゼルにチタニウムを採用し、さらにケースに120個、ベゼルに138個、ブレスレットには828個ものダイヤモンドをセット。煌びやかなルックスに目を奪われる。
■451.NX.1170.NX.3704 ■42mm ■チタニウムケース ■チタニウムブレスレット ■HUB1280自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造“UNICO”) ■10気圧(100m)防水 ■¥10,549,000(税込)
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革新的素材の採用はウブロが積極的に推し進めてきたクリエイションであり、これこそがウブロにオリジナリティを与え、高い人気を獲得してきた大きな理由のひとつだ。それを象徴するのが、自社開発・製造のサファイアクリスタルケース。これまでも、レッドやブルー、イエローといった多彩なサファイアクリスタルケースのモデルを発表してきたが、2020年もこの素材を採用した新作モデルが登場した。
「ビッグ・バン ウニコ サファイア」はポリッシュ仕上げのサファイアクリスタルを採用することで、透明感や輝きに加え、堅牢性をも実現したモデル。しかも自社開発・製造のUNICOムーブメントが覗くオープンワークのダイアルと、ラインが施されたスケルトンのラバーストラップを組み合わせることでより軽快なルックスとなり、これからのシーズンはもちろん、1年を通じて手首でその存在感を主張する1本に仕上がった。
また、このポリッシュ仕上げのサファイアクリスタルケースに、カモフラージュ柄をプリントしたダイアルを組み合わせた日本限定モデル「ビッグ・バン ウニコ サファイア カモフラージュ」も、ウブロらしいクリエイティビティと遊び心が感じられる。この2モデルが採用する、磨き上げられたケースは実際に手に取ってみる価値がある。その美しさと高い完成度に誰もが目を奪われることだろう。
ビッグ・バン ウニコ サファイア
ケースとベゼルにポリッシュ仕上げのサファイアクリスタルを採用し、高い透明性を実現。コンポジットレジンのスケルトンダイアルを組み合わせ、自社開発・製造による自動巻きフライバッククロノグラフ・キャリバーHUB1280が眺められる。
■441.JX.4802.RT ■42mm ■サファイアクリスタルケース ■スケルトンストラップ ■HUB1280自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造“UNICO”) ■5気圧(50m)防水 ■世界限定500本 ■¥9,801,000(税込)
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ビッグ・バン ウニコ サファイア カモフラージュ
カモフラージュ柄をプリントしたサファイアクリスタルのスケルトンダイアルと同素材のケースを融合。卓越したデザインワークにより、ウブロの独自性を明確に表すモデルに仕上がっている。
■411.JX.0190.RX.CAM19 ■45mm ■サファイアクリスタルケース ■カモフラージュ×ブラックラバーストラップ ■MHUB1242自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造"UNICO") ■5気圧(50m)防水 ■日本限定10本
先に紹介した時計を含め、ウブロにはいくつもの限定モデルが存在する。いずれも限定ならではのスペシャルな仕様となっているが、そのなかでも、とりわけ2020年に注目すべきなのが、オフセンターのダイアルレイアウトが印象的な「ビッグ・バン アラームリピーター GMT カーボン」だ。
これは、YOSHIDAの創業100周年を記念して製作されたコンプリケーションモデルで、アラーム機能と第2時間帯表示機能を備えているのが特徴。アラーム機能はミニッツリピーターと同様のゴング式を採用し、その時刻は4-5時位置のインダイアルで、そして第2時間帯は11-12時位置のインダイアルでそれぞれ表示するようになっている。しかも、搭載される自社開発・製造の手巻きムーブメントHUB5003は、このモデルのために新たに設計されたもの。ケース素材にはカーボンファイバーを採用しており、マッシヴな外観からは想像もつかないほど軽く仕上げられている点も特筆だろう。
YOSHIDAでは、これまでにも「YOSHIDAスペシャル」とネーミングされた数々の限定モデルを展開してきたが、なかでもこのモデルはアニバーサリー・イヤーを祝う極上の1本。それも先に述べたように、ビバー氏とYOSHIDAが長年にわたって深い親交を続け、信頼で結ばれてきたからこそ完成しえたモデルなのだ。
ビッグ・バン アラームリピーター GMT カーボン
アラーム機能と第2時間帯表示機能を備え、オフセンターのダイアルも印象的なYOSHIDA創業100周年記念のスペシャルモデル。複雑機構はもちろんのこと、カーボンファイバーケースをはじめ、ブラックでまとめられた精悍な表情にも目を奪われる。
■403.QU.0120.VR.YOS ■45mm ■カーボンファイバーケース ■ブラックカーフ×ブラックラバーストラップ ■手巻きHUB5003 ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDA100周年スペシャルモデル 限定100本
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営業時間:10:30~19:30
年中無休(年末年始を除く)
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ロングランの人気連載コラム。グレッシブが擁するベテランから気鋭のライターが、YOSHIDAが取り扱うタイムピースおよびブランドをご紹介します。時計の基本的な情報はもちろん、この連載ならではの様々な切り口で注目ブランドの魅力を解説します。パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ウブロなどの人気ブランドから新進気鋭まで名店YOSHIDAならではの審美眼について特集を展開します。
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