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YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第56回~

ウブロ第三のフラッグシップモデル、
「スピリット オブ ビッグ・バン」の挑戦

2019.10.18
■HUBLOT(ウブロ) ■スピリット オブ ビッグ・バン イエローサファイア ■641.JY.0190.RT

文:田中克幸 / Text:Katsuyuki Tanaka
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

 2014年に初登場した「スピリット オブ ビッグ・バン」は、「ビッグ・バン」「クラシック・フュージョン」に続くHUBLOT(ウブロ)第三の柱となる重要なコレクションである。レギュラーモデルでは唯一のトノーシェイプであり、その基本機能はクロノグラフだが、ケース素材にカラーサファイアクリスタルを用いたモデルや、2019年にはカーボンファイバーケースのトゥールビヨンも登場。時計店YOSHIDA(ヨシダ)でも人気の高いコレクションだ。急速発展中のコレクションの魅力を探る。

トノーケースを纏う、ウブロの新たな顔役
「スピリット オブ ビッグ・バン」

 2019年1月、ジュネーブ展示会で発表された「スピリット オブ ビッグ・バン イエローサファイア」、続く3月のバーゼルワールドで登場の「スピリット オブ ビッグ・バン トゥールビヨン」。前者は完全な透明性と高耐傷性を実現した、イエローカラーのサファイアクリスタルケース採用のクロノグラフ。後者はブラックもしくはブルーのコンポジットと、カーボンファイバーケースを融合したトゥールビヨンである。

 これらのケース素材が、ウブロのレギュラーコレクションでは特別な存在となっているトノー型ケースに相次いで採用された点に、今やウブロの主軸のひとつとなっている「スピリット オブ ビッグ・バン」の重要性とその進化を見ることができる。

 2005年の「ビッグ・バン」、2008年の「クラシック・フュージョン」に続き、2014年に発表された「スピリット オブ ビッグ・バン」は、瞬く間にウブロ第三のフラッグシップモデルとなった初のトノー型コレクション。

 ウブロといえばラウンド型という印象が強かっただけに、突然のトノーシェイプという意外性に、多くの時計メディアが取り上げることとなった。1月のジュネーブ展示会で発表されたデビューモデルのひとつが「スピリット オブ ビッグ・バン チタニウム セラミック」。ウブロのために特別に仕上げられた、エル・プリメロをベースにした自動巻きCal.HUB4700ムーブメントを搭載したクロノグラフである。


 ウブロの基本理念のひとつに、決して止むことのない技術革新というのがある。「ノー・イノベーション、ノー・フューチャー(No Innovation, No Future 改革なくして未来なし)」がそれだ。ちなみにもうひとつは「ノー・トラディション、ノー・フューチャー(No Tradition, No Future 伝統なくして未来なし)」。

 この基本理念はムーブメントのみならずケース素材にも及び、2009年に完成したスイス・ニヨンの本社マニュファクチュールには、自社ムーブメントのほか新素材開発部門も設立している。

 その成果は翌2010年の“18Kキングゴールド”(従来の5Nの18Kゴールドよりさらに赤い色調の、長期間にわたる安定発色が可能)や、2011年スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)との共同開発による、純金と炭化ホウ素(セラミック)との高耐傷性融合素材“18Kマジックゴールド”に結実した。

 さらに2015年ニヨンの第2工場H2(アッシュ・ドゥ)開設後の翌年には、完全な透明感を実現しつつも時刻などの可視性も併せ持ち、高耐傷性の特性を持つサファイアクリスタルの加工に成功した

革新的な新素材&ムーブメントの採用で
さらなるステージへと向かう

 サファイアクリスタルの透明度を追求するウブロの研究は、これでひと段落したかと思われたが、彼らはこれに満足せず次のステップに当素材のカラー化を推進、これは2017年、時計界では初の製造となるブルーサファイアクリスタルケースの成功に至り、以後レッドカラーやピンクカラーなど積極的な展開を見せた。

 このような過程を経て2019年1月のジュネーブ展示会で登場したのが、世界限定100本の「スピリット オブ ビッグ・バン イエローサファイア」である。

 今回の新色であるイエローは銅(CU)と酸化アルミニウム(AL2O3)の融合で実現し、時計ケースへの採用は史上初。完全に均一で透明なカラーサファイアクリスタルは、もちろん2016年の高耐傷性の特性を持つサファイアクリスタルの完成があって初めて実現化した成果であるが、果たして今後どこまで広がるのかがまったく予想がつかないのも、時計愛好家の楽しみである。

 ケースの透明性により、搭載する自動巻きスケルトンクロノグラフCal.HUB4700ムーブメントの全容と、コラムホイールや毎時36,000振動の作動状況を確認することができる。


 一方、3月のバーゼルワールドで発表された「スピリット オブ ビッグ・バン トゥールビヨン」のケースは、ブラックもしくはブルーのコンポジットとカーボンファイバーとの融合素材。カーボンに関してウブロは一日の長があり、2014年にオールカーボン製ケースの「ビッグ・バン ウニコ カーボン」をすでに発表している(このケースはウブロ自社製造によるもので、カーボンファイバーを型に流し込んでケースを成型する工法から、繊維が裁断される際の衝撃を受けることなく強度が増すという特徴を確保した)。


 またケース素材以外で特筆すべきは、今回の新ケース用に特別に新たに設計されたCal.HUB6020トゥールビヨンムーブメントだ。時分針は3時位置にオフセット・レイアウトされ、6時位置に1分間で1回転するトゥールビヨン、8時位置には5日間のパワーリザーブ表示計を搭載。また、ストラップ交換を素早く行えるワンクリックシステムの採用は、「スピリット オブ ビッグ・バン」では初の試みとなる。

 このようにウブロ第三の核となる「スピリット オブ ビッグ・バン」は、ウブロファンのみならず時計愛好家が熱い視線を送るコレクションに日々成長している。


HUBLOT(ウブロ) Cal.HUB6020

パワーリザーブ約115時間(5日間)を誇る特別にデザインされたムーブメントCal.HUB6020。そのコンセプト考案から基本スケッチなど開発の一切を担うのは社内の研究開発(R&D)部門である。3時位置に時分針、8時位置にパワーリザーブ表示、トゥールビヨンは6時位置に各配置される。手巻き、25石、21,600振動/時(3Hz)。

ラグジュアリーを極めた
「スピリット オブ ビッグ・バン」4選

【連載】「YOSHIDAで体験する、高級時計への旅」とは?

正規時計代理店YOSHIDA(ヨシダ)と、時計専門サイトGressive(グレッシブ)が、4名の執筆陣とともに送る連載企画。「なぜ、人は腕時計に惹かれるのか?」という普遍的なテーマのもと、名だたる一流ブランドの魅力に触れ、奥深い高級時計の世界へと誘う。

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