ウブロ最新作、最高峰クラスの
クラシック・フュージョン オリジナル
文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。
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ウブロ(HUBLOT)は、2024年に入ってからも話題性のあるモデルを続々とリリースしている。その最新作となるのが、「クラシック・フュージョン オリジナル」を18Kホワイトゴールド製ケースとグラデーションダイアルのコンビネーションで作り上げた「クラシック・フュージョン ホワイトゴールド」。極上のマテリアルを用いつつ、日常での使いやすさも追求する新たな傑作である。
ウブロが2023年の新作としてリリースした「クラシック・フュージョン オリジナル」。それは、ウブロが1980年に高級時計界に大きな衝撃を与えた「クラシック・オリジナル」を復刻し、現代的なデザインにアップデートしたモデルで、ブランドのコンセプトである“The Art of Fusion(異なる素材やアイデアの融合)”を理解するうえでも、実に重要な作品である。
クラシック・オリジナルは、“HUBLOT”というブランド名が意味する“舷窓”に着想を得たデザインとなっており、それは現行の「クラシック・フュージョン」にも踏襲されているが、オリジナルモデルとの大きな違いはそのフェイスにある。12時位置にレイアウトされているロゴマークを当時よりもすっきりとしたデザインに変更し、ベゼルに打ち込まれたH型ビスも12個から6個に数を減らすなど、よりモダンな表情に映るよう進化を遂げている。
そして、ケースとベゼルの素材はオリジナルモデルを想起させるイエローゴールドに加え、チタニウムとブラックセラミックもラインナップされているのだが、本作のスペシャルモデルを製作するにあたって新たに選ばれたのが、18Kホワイトゴールドだ。ケースとベゼルには、丁寧に磨き上げられたポリッシュ仕上げが施されており、素材特有の重量感のみならず、艶やかな表情からも18Kホワイトゴールドの魅力を堪能できるようになっている。
この「クラシック・フュージョン ホワイトゴールド」には、2種類のダイアルカラーがラインナップされており、そのひとつがグレーのグラデーションカラーをまとった2モデルだ。いずれも、ケースやベゼルの18Kホワイトゴールドとトーンオントーンで揃えられ、クラシック・フュージョンの造形をよりモダンな印象に仕上げている。「クラシック・フュージョン ホワイトゴールド グレーグラデーション」はベースモデルのデザインを踏襲し、デイリーに着用できるタイムピースになっているのに対し、「クラシック・フュージョン ホワイトゴールド グレーグラデーション バゲット」はベゼルに54個のバゲットカットダイヤモンドをセットし、華やかなシーンにふさわしいエレガントな表情を見せてくれる。
もう一方のバリエーションが、ブルーグラデーションダイアルを採用した2モデル。これまでのクラシック・フュージョンでは見られなかった、鮮やかなブルーをセレクトしており、18Kホワイトゴールドと鮮やかなコントラストを見せているのが特徴だ。もっとも、18Kホワイトゴールドが眩い銀白色を放つことを踏まえれば、これまでのような深みのある色調ではなく、色鮮やかなブルーを選ぶのが正解だろう。18Kホワイトゴールドの魅力を引き立てるとともに、ダイアルの存在感もしっかりと際立たせているのだから。
こちらのバリエーションも、ベースモデルのデザインに忠実に仕上げた「クラシック・フュージョン ホワイトゴールド ブルーグラデーション」に加え、ベゼルに54個のバゲットカットダイヤモンドを敷き詰めた「クラシック・フュージョン ホワイトゴールド ブルーグラデーション バゲット」をラインナップ。とりわけ後者は、18Kホワイトゴールドの眩さとダイヤモンドの煌めき、そしてブルーグラデーションダイアルの色鮮やかさが見事に融合し、シンプルなデザインでありながらも豪奢な雰囲気を存分に放っている。
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ロングランの人気連載コラム。グレッシブが擁するベテランから気鋭のライターが、YOSHIDAが取り扱うタイムピースおよびブランドをご紹介します。時計の基本的な情報はもちろん、この連載ならではの様々な切り口で注目ブランドの魅力を解説します。パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ウブロなどの人気ブランドから新進気鋭まで名店YOSHIDAならではの審美眼について特集を展開します。
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