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YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第266回~

ウブロ×YOSHIDAのスペシャルモデルが
ハイエンドウォッチと評されている理由

2023.10.27
■HUBLOT(ウブロ) ■ビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック チタニウム セラミック ■429.NM.0170.RX.YOS / ■クラシック・フュージョン スケルトン トゥールビヨン ブリティッシュグリーン ■505.CM.5270.RX.MYOS

文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。

 ブランドと時計店によるコラボレーションモデルの枠を超え、セレブリティはもちろん、審美眼の高い時計愛好家からも高い支持を得ている、東京・渋谷区幡ヶ谷の時計店YOSHIDA(ヨシダ)のスペシャルモデル。それは各ブランドとYOSHIDAとの深いつながりによって実現したもので、とりわけウブロ(HUBLOT)とのコラボレーションモデルは、“スペシャル”の名に相応しいタイムピースを毎年リリースしている。そのいずれもがハイエンドと評されているが、その理由をここに紹介する6モデルのYOSHIDAスペシャルから解き明かしていく。

バゲットカットカラーストーンが魅せる
華やかかつ軽快な表情

 YOSHIDAスペシャルモデルがハイエンドウォッチと呼ばれている理由のひとつに、そのデザインワーク ── とりわけプレシャスストーン使いの巧みさが挙げられる。それを最も象徴するモデルが、「ビッグ・バン インテグレーテッド ホワイトセラミック バゲットレインボー」だ。

「ビッグ・バン」の誕生から15年の節目となる2020年に発表された「ビッグ・バン インテグレーテッド」は、ケースとブレスレットが完全に統合したデザインが高い支持をうけているコレクション。その発表当時からYOSHIDAも同コレクションの魅力を発信し続けてきた。その2023年のYOSHIDAスペシャルモデルとして製作されたのが本作で、ケースとブレスレットにホワイトセラミックを用いるのみならず、ベゼルには54個のバゲットカットカラーストーンをセット。豪奢でありながらホワイトセラミックを使用することで軽快でデイリーにも着用しやすいエレガントピースに仕上げている。


■HUBLOT(ウブロ) ■ビッグ・バン インテグレーテッド ホワイトセラミック バゲットレインボー ■451.HX.1120.HX.4099.YOS

ビッグ・バン インテグレーテッド ホワイトセラミック バゲットレインボー

■451.HX.1120.HX.4099.YOS ■42mm ■ホワイトセラミックケース ■ホワイトセラミックブレスレット ■HUB1280自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造"UNICO") ■10気圧(100m)防水 ■YOSHIDAスペシャルモデル 限定18本 ■¥7,271,000(税込)

独創的なダイアルデザインと組み合わせ
トゥールビヨンモデルをより魅力的に

 YOSHIDAスペシャルモデルでは、一見して華やかさが伝わるプレシャスストーンのみならず、複雑機構の採用にも積極的だ。なかでも代表的なのが、トゥールビヨンを搭載したモデルの数々。一般的に、この機構を取り入れたタイムピースは、キャリッジがダイアルの中で圧倒的な存在感を放つが、ウブロ×YOSHIDAのスペシャルモデルはデザインにさらなる工夫を凝らして独創性を持たせている。そのひとつが「ビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック チタニウム セラミック」。ケースにチタニウム、ベゼルにブラックセラミックという異素材を組み合わせながらも、それぞれにサテン仕上げを施してデザインに統一感を持たせ、さらにブラックとシルバーのツートンカラーでまとめることで、時計全体をモダンな雰囲気に仕上げている。

 また「クラシック・フュージョン スケルトン トゥールビヨン」の2モデルは、トゥールビヨンを搭載するのみならず、ダイアルのカラーにも注力。上品な色調のブルーグラデーションや、英国車にも取り入れられている高貴な雰囲気のブリティッシュグリーンをダイアルに採用。「長きにわたって着用できる」というコンセプトを踏襲し、ハイエンドなトゥールビヨンウォッチをより魅力的なものにしている。


■HUBLOT(ウブロ) ■ビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック チタニウム セラミック ■429.NM.0170.RX.YOS

ビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック チタニウム セラミック

■429.NM.0170.RX.YOS ■44mm ■チタニウムケース&ブラックセラミックベゼル ■ブラックラバーストラップ ■HUB6035自動巻きトゥールビヨン ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDAスペシャルモデル 限定33本 ■¥14,267,000(税込)


■HUBLOT(ウブロ) ■クラシック・フュージョン スケルトン トゥールビヨン ブルーグラデーション ■505.CM.5170.RX.MYOS

クラシック・フュージョン スケルトン トゥールビヨン ブルーグラデーション

■505.CM.5170.RX.MYOS ■45mm ■ブラックセラミックケース ■ブラックラバーストラップ ■HUB6010手巻きトゥールビヨン ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDAスペシャルモデル 限定18本 ■¥12,001,000(税込)


■HUBLOT(ウブロ) ■クラシック・フュージョン スケルトン トゥールビヨン ブリティッシュグリーン ■505.CM.5270.RX.MYOS

クラシック・フュージョン スケルトン トゥールビヨン ブリティッシュグリーン

■505.CM.5270.RX.MYOS ■45mm ■ブラックセラミックケース ■ブラックラバーストラップ ■HUB6010手巻きトゥールビヨン ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDAスペシャルモデル 限定18本 ■¥12,001,000(税込)

伸びやかな音色だけではなく
外装デザインにも魅了されるミニッツリピーター

 YOSHIDAスペシャルモデルをハイエンドたらしめるエレメントの中でも、最たる機構がミニッツリピーターだ。そもそもウブロのミニッツリピーターは、余韻のある音色を響かせることで注目を集め、2021年に発売された「ビッグ・バン インテグレーテッド カテドラル ミニッツリピーター トゥールビヨン」は、時計店とのコラボレーションモデルでありながら「ビッグ・バン インテグレーテッド」で初めてリピーター機能を搭載し、話題となった。

 この時計をベースに、2023年は、オープンワークのダイアルにブラックセラミックケースを組み合わせたモデルと、チタニウムのケース&ブレスレットを採用したモデルをリリース。前者はインデックスを従来のバータイプからローマンに変更して時刻の判読性を高め、一方の後者は複雑機構を搭載しながらもあえてそのメカニズムを可視化させず、ブルーグラデーションのダイアルを組み合わせることで、長きにわたって着用できるデザインを具現化した。突出したハイエンドウォッチでありながら、着用者の好みに応じてデザインをセレクトできるようにしているのも、YOSHIDAスペシャルモデルの大きな魅力である。


■HUBLOT(ウブロ) ■ビッグ・バン インテグレーテッド トゥールビヨン カテドラル ミニッツリピーター ブラックセラミック ■458.CX.1110.CX.YOS

ビッグ・バン インテグレーテッド トゥールビヨン カテドラル ミニッツリピーター ブラックセラミック

■458.CX.1110.CX.YOS ■43mm ■ブラックセラミックケース ■ブラックセラミックブレスレット ■HUB8001手巻きトゥールビヨン ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDAスペシャルモデル 限定15本 ■¥42,218,000(税込)


■HUBLOT(ウブロ) ■ビッグ・バン インテグレーテッド トゥールビヨン カテドラル ミニッツリピーター チタニウム ■458.NX.5170.NX.YOS

ビッグ・バン インテグレーテッド トゥールビヨン カテドラル ミニッツリピーター チタニウム

■458.NX.5170.NX.YOS ■43mm ■チタニウムケース ■チタニウムブレスレット ■HUB8001手巻きトゥールビヨン ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDAスペシャルモデル 限定8本 ■¥42,218,000(税込)

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【 連載コラム 】

ロングランの人気連載コラム。グレッシブが擁するベテランから気鋭のライターが、YOSHIDAが取り扱うタイムピースおよびブランドをご紹介します。時計の基本的な情報はもちろん、この連載ならではの様々な切り口で注目ブランドの魅力を解説します。パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ウブロなどの人気ブランドから新進気鋭まで名店YOSHIDAならではの審美眼について特集を展開します。

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