YOSHIDAが一押しする
ウブロ2023年新作6モデル
文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。
文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
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革新的なマテリアルやプレシャスストーンを用いた、独創性あふれるデザインがこれまで以上に冴えわたる、ウブロ(HUBLOT)の2023年新作モデル。その多彩なラインナップの中でも、東京・渋谷区幡ヶ谷の時計店YOSHIDA(ヨシダ)がレコメンドする6モデルを紹介しよう。
コラボレーションモデルに相応しい特別な仕様にしたり、素材を取り入れたりしながらも、長きにわたって着用できるデザインにまとめ上げ、新モデルがアナウンスされるたびに注目を集めるウブロとYOSHIDAのスペシャルモデル。その2023年新作モデルのひとつが「ビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック ブラック サファイア」だ。
とりわけ目を惹くのが、ケースとベゼルに用いられたサファイアクリスタル。このモデルではブラックサファイアクリスタルを採用。スモーキーカラーでありながらサファイアクリスタル特有の透明感を確保し、これが自動巻きトゥールビヨンHUB6035の全容を見せるオープンワークダイアルと組み合わさることで、クールかつエレガントな雰囲気を放っている。
「ビッグ・バン インテグレーテッド ホワイトセラミック バゲットレインボー」もまた、わずか18本しか製造されないYOSHIDAのスペシャルモデル。ケースとブレスレットにはホワイトセラミックを採用し、さらにベゼルには54個のバゲットカットのカラーストーンがセットされており、華やかかつ軽快な表情を与えている。
さらにこのモデルで特筆なのが、セラミック製ブレスレットが実現する快適な装着感。セラミック特有の軽さや柔らかな質感に加え、ケースとブレスレットが統合した「ビッグ・バン インテグレーテッド」ならではのしなやかな動きにより、手首に滑らかにフィットしてくれる。プレシャスストーンを用いた豪奢なタイムピースでありながら、軽やかな雰囲気と着け心地の良さも兼ね備えた、完成度の高い1本である。
「ビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック チタニウム セラミック」は、ケースにチタニウム、ベゼルにブラックセラミックを採用し、ブラックとシルバーのツートンカラーでまとめ上げた限定33本のスペシャルモデル。
ブランドのコンセプトである“The Art of Fusion(異なる素材やアイデアの融合)”を具現したこのタイムピースは、それぞれのマテリアルにサテン仕上げを施すことで統一感のあるデザインに仕上げ、さらにオープンワークのダイアルからは自動巻きトゥールビヨンHUB6035の全貌が眺められるようになっている。革新的マテリアルと複雑機構を融合した時計でありながら、その表情は実にモダン。日常的に着用しやすく、それでいて存在感たっぷりに仕上げている。
2016年の「ビッグ・バン ウニコ サファイア」以降、多彩なカラーサファイアクリスタルモデルを展開し続けているウブロ。2022年には新色となるパープルのサファイアを完成させ、これを用いた「ビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック パープルサファイア」をリリースした。
「スピリット オブ ビッグ・バン トゥールビヨン 5デイ パワーリザーブ パープルサファイア」は、これに次ぐパープルサファイアの新作。「スピリット オブ ビッグ・バン」の特徴である、トノー型ケースの流麗なラインや複雑な造形をしっかりと表現し、さらにオープンワークのダイアルからは自社製の手巻きトゥールビヨン ムーブメントHUB6020のメカニズムも堪能できるようになっている。ウブロの卓越したクリエイティビティを実感できるパープルサファイアの「スピリット オブ ビッグ・バン」。その完成度は、YOSHIDAの店頭で実物を手に確かめてほしい。
ウブロ初のスクエアウォッチとして話題となった、2022年発表の「スクエア・バン ウニコ」。2023年は早くもそのバリエーションを拡充したが、その中でもYOSHIDAがレコメンドするのが「スクエア・バン ウニコ ブラックマジック」だ。
ウブロは昨年にもブラックセラミック製モデルをリリースしているが、この新作ではベゼルのビスやムーブメント、プッシュボタンをシルバー色にした「ブラックマジック」スタイルを採用。ブラック&シルバーのツートンカラーとなり、よりモダンな雰囲気を強めた。しかもブラックセラミックケースには、マイクロブラスト加工とポリッシュ仕上げを組み合わせており、立体感はもちろん、高級時計に相応しい落ち着きのある表情も生み出している。
「ビッグ・バン ウニコ カーボン スカイブルー」は、ウブロの斬新なクリエイションが愉しめる日本限定モデルだ。一見して目を奪われるケースとベゼルに用いられているのは、カーボンファイバーにスカイブルーのコンポジットを加えたマットスカイブルーカーボン。これは、マイクロファイバーで形成された不織布を、エポキシ樹脂を用いてカーボンファイバーとともに浸透させ、ケースの原型を製作するという特殊な工程で製作されているもの。
しかも、ケースに浮かび上がる自然の産物のような模様には個体差があるため、同じ柄が出現することはなく、一つ一つ見え方が異なり、それぞれが唯一無二のタイムピースとして楽しめるのも魅力だ。このユニークなデザインを構築するうえで重要なエレメントになっているのがダイアル。インデックスや時分針、インダイアルまですべてがブラックで統一され、鮮やかなスカイブルーカラーを際立たせているのだ。搭載するのは、約72時間のパワーリザーブやフライバック機能を備えた、自社開発・製造のクロノグラフムーブメント「ウニコ」で、アバンギャルドなデザインでありながら、実用性もしっかりと確保している。
ビッグ・バン ウニコ カーボン スカイブルー
■421.QL.1110.RX.JPN ■44mm ■マットスカイブルーカーボンケース ■スカイブルー×ブラックラバーストラップ(ブラックベルクロストラップ付属) ■HUB1280自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造"UNICO") ■10気圧(100m)防水 ■日本限定100本 ■¥3,850,000(税込)
YOSHIDA 東京本店
東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5
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営業時間:10:30~19:30
年中無休(年末年始を除く)
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営業時間:10:30~19:30
年中無休(年末年始を除く)
ロングランの人気連載コラム。グレッシブが擁するベテランから気鋭のライターが、YOSHIDAが取り扱うタイムピースおよびブランドをご紹介します。時計の基本的な情報はもちろん、この連載ならではの様々な切り口で注目ブランドの魅力を解説します。パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ウブロなどの人気ブランドから新進気鋭まで名店YOSHIDAならではの審美眼について特集を展開します。
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