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YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第222回~

シーンに話題を提供し続けるウブロの
注目すべき3つのカテゴリー

2022.12.23
■HUBLOT(ウブロ) ■ビッグ・バン e FIFA ワールドカップ カタール 2022™ ■450.CI.1100.RX.FWC22

文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。

 毎年、数々の魅力的な新作モデルを発表するのみならず、世界的なスポーツイベントやアーティストたちとの強力なコラボレーションを実現。加えて、レギュラーモデルとはひと味違う魅力を放つ、多彩な限定モデルの展開や、鋭い嗅覚とセンスによってトレンドとなるエレメントをいち早く時計に取り入れるなど、ウブロ(HUBLOT)は時計シーンに、常に話題を提供し続ける存在である。そのなかでも今、注目すべきが「サッカー」「日本限定」「レインボーカラー」という3つのキーワードであり、これに関連するタイムピースにはYOSHIDA(ヨシダ)も注力している。

FIFA ワールドカップ カタール 2022™ 全64試合を支えた
ウブロのコネクテッドウォッチ

 日本時間では12月19日の午前に幕を閉じたFIFA ワールドカップ カタール 2022™。今大会ではグループリーグから好ゲームが続き、その後の決勝トーナメントで日本代表チームはクロアチアに惜しくも敗れてしまったものの、多くの感動を与えてくれたことは、未だ記憶に新しい。

 そんなワールドカップを、2010年より4大会連続で、オフィシャルタイムキーパーおよびオフィシャルウォッチという立場で支え続けてきたのがウブロ。試合中の選手交代やアディショナルタイム告知の際に掲げられる、腕時計を模したレフェリーボードに「HUBLOT」のロゴが入っていたことを記憶している人は多いはずだ。


■HUBLOT(ウブロ) ■ビッグ・バン e FIFA ワールドカップ カタール 2022™ ■450.CI.1100.RX.FWC22

写真奥にあるのが、FIFA ワールドカップ カタール 2022™で使用されたレフェリーボード。ウブロのアイコンでもあるビスを配した時計のフェイスをモチーフにデザインされている。

 ウブロがFIFA ワールドカップ全64試合をサポートする重要なツールとして提供しているのが、同社のコネクテッドウォッチ。2018年のロシア大会で「ビッグ・バン レフェリー 2018 FIFA ワールドカップ ロシア™」で初採用され、続く今大会では新たに「ビッグ・バン e FIFA ワールドカップ カタール 2022™」が、公式レフェリー129人の腕に装着された。

 高精細で視認性に優れたディスプレイを搭載しているのはもちろんのこと、ダイアルの外周には5つのセクションに分かれた目盛りが備わり、試合の前後半とそれぞれのアディショナルタイム、ハーフタイムを表示。レフェリーが試合の正確な経過時間を認識できるのはもちろん、サッカー専用のアプリケーションを搭載しているため詳細なゲームデータも閲覧できるため、熱烈なサッカーファンにとっても有益なタイムピースに仕上がっている。

 一方では、最新版のWear OSに加え、加速度センサーやジャイロスコープ、GPS、心拍数モニターも装備されたコネクテッドウォッチでもあり、日常のシーンでも実用的。大会はすでに終了してしまったが、感動をいつまでも味わいたい人にとっては、今からでも手に入れておきたい1本と言えるだろう。


■HUBLOT(ウブロ) ■ビッグ・バン e FIFA ワールドカップ カタール 2022™ ■450.CI.1100.RX.FWC22

ビッグ・バン e FIFA ワールドカップ カタール 2022™

最新版のWear OS by Google™(Wear OS 3)とサッカー専用アプリケーションを搭載したコネクテッドウォッチ。写真の公式バージョンは、FIFA ワールドカップ カタール 2022™️の開催国であるカタールの国旗色に着想を得たバーガンディーカラーを採用。

■450.CI.1100.RX.FWC22 ■44mm ■ブラックセラミックケース ■バーガンディ×ブラックラバーストラップ、ブラックラバーストラップ付属 ■クアルコム® スナップドラゴン・ウェア™ 4100+ ■3気圧(30m)防水 ■世界限定1,000本


■HUBLOT(ウブロ) ■ビッグ・バン e ブルー ヴィクトリー ■450.EX.1100.VR.JFA22

ビッグ・バン e ブルー ヴィクトリー

サッカー日本代表のオフィシャルウォッチ。マイクロブラスト加工&ポリッシュ仕上げが施されたブルーセラミックのケースに、同じくブルーのカーフ&ブラックラバーストラップを組み合わせ、“SAMURAI BLUE”に着想を得たデザインとなっている。

■450.EX.1100.VR.JFA22 ■44mm ■ブルーセラミックケース ■ブルーカーフ×ブラックラバーストラップ、ブラックラバーストラップ付属 ■クアルコム® スナップドラゴン・ウェア™ 4100+ ■3気圧(30m)防水 ■日本限定150本

独特なカラーと仕上げがファンのハートを掴む
2022年の日本限定モデル

 上に紹介した「ビッグ・バン e ブルー ヴィクトリー」をはじめとして、ウブロには日本限定モデルが数多く存在する。いずれも、レギュラーコレクションが持つ独創的なデザインを踏襲しながらも、日本人好みのカラーやマテリアルの組み合わせを取り入れており、好評を得ている。その2022年モデルとして、10月の発表直後から話題となっているのが「アエロ・フュージョン クロノグラフ アルミニウム ピンク」と「ビッグ・バン ウニコ ブロンズ」の2モデルだ。

「アエロ・フュージョン クロノグラフ ピンク」はその名のとおり、柔らかな雰囲気を放つ“アルミニウムピンク”を纏ったモデル。この独特なカラーは、これまで、さまざまなマテリアルで世界初のカラーを生み出してきた、ウブロの突出したクリエイションによって完成したもの。軽量なアルミニウム製ケースにアルマイト加工とサテン仕上げを施すことで実現しており、ケースやプッシュボタンなどのパーツにルージュを思わせる上品なニュアンスを与えている。マッシブな印象を持つ45mmのケースサイズでありながらも、独特のカラーを取り入れ、ジェンダーや年齢を問わない、実に現代的なタイムピースとなっている。

 一方の「ビッグ・バン ウニコ ブロンズ」は、日本限定モデル初となるブロンズ素材をケースやベゼル、プッシュボタンに採用したモデル。そもそもブロンズは、ゴールドにも似た上品な色調と艶を持ちながらも、経年によって変化していく独特の風合いも愉しめる素材として知られているが、「ビッグ・バン ウニコ ブロンズ」では、ケースやベゼルなどに加工を施し、購入時から使い込んだ表情が堪能できるように。組み合わせられるカーフストラップも、ケースの質感に合わせてエイジング加工を施しており、ヴィンテージウォッチの雰囲気が味わえる、まさに日本の時計ファン好みの1本に仕上がっている。


■HUBLOT(ウブロ) ■アエロ・フュージョン クロノグラフ アルミニウム ピンク ■525.UP.0192.RX.JPN

アエロ・フュージョン クロノグラフ アルミニウム ピンク

空気(アエロ)の通りを感じさせるオープンワークダイアルを備え、クロノグラフムーブメントの精緻な動きを鑑賞できる。アルミニウムピンクを採用したケースに加え、ラバーストラップにも淡いピンクを取り入れ、デザインに統一感を持たせている。

■525.UP.0192.RX.JPN ■45mm ■ピンクアルミニウムケース ■ピンクラバーストラップ ■HUB1155自動巻きスケルトン クロノグラフ ■5気圧(50m)防水 ■日本限定100本 ■¥2,629,000(税込)


■HUBLOT(ウブロ) ■ビッグ・バン ウニコ ブロンズ ■421.BZ.1110.VR.JPN

ビッグ・バン ウニコ ブロンズ

独特な加工を施したブロンズ製のケース&ベゼルに、エイジング加工を施したカーフストラップを組み合わせた、ヴィンテージの雰囲気たっぷりの日本限定モデル。ブラックのラバーストラップも付属し、独自のワンクリックシステムによって簡単にストラップの交換が行える。

■421.BZ.1110.VR.JPN ■44mm ■ブロンズケース ■ブラウンカーフ×ブラックラバーストラップ ■HUB1280自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造"UNICO") ■10気圧(100m)防水 ■日本限定77本 ■¥3,608,000(税込)

トレンドのレインボーカラーを取り入れた
ウブロ×YOSHIDAのスペシャルモデル

 コラボレーションや限定モデルを積極的に展開する一方、ウブロは高い技術力を駆使したトレンド感あふれるデザインにも定評がある。それを象徴するのが、レインボーモデル。2019年に「ビッグ・バン ウニコ キングゴールド レインボー」を発表して以降、毎年、数々の煌びやかかつ華やかなレインボーウォッチを展開し、そのいずれもが時計愛好家のみにとどまらず、幅広いセレブリティからも支持を得ている。

 そんなレインボーモデルのなかでも注目したいのが、ウブロとYOSHIDAとがコラボレーションしたYOSHIDAスペシャルの2モデルだ。

「ビッグ・バン ウニコ インテグレーテッド ホワイトセラミック バゲットレインボー」は、ケースとブレスレットが完全に統合したデザインで人気の高い「ビッグ・バン インテグレーテッド」をベースに、ベゼルには54個のバゲットカットカラーストーンをセットしたモデル。ケースとブレスレットにはホワイトセラミックを採用し、「ビッグ・バン インテグレーテッド」の軽快な雰囲気を維持しつつも、華やかに仕上げているのが特徴だ。

 一方の「クラシック・フュージョン トゥールビヨン サファイア レインボー」もまた、ベゼルに54個のバゲットカットカラーストーンをセット。こちらは、ウブロを象徴するマテリアルのひとつであるサファイアクリスタルをケースに用い、さらにはオープンワークのダイアルからトゥールビヨンの動きを愉しめるようになっている。時計全体をクリアなデザインでまとめたことにより、レインボーカラーがより強調される仕上がりだ。

「サッカー」「日本限定」「レインボーカラー」とベクトルの異なるキーワードだが、いずれのタイムピースにも、ウブロの突出したクリエイティビティが感じられる。


■HUBLOT(ウブロ) ■ビッグ・バン ウニコ インテグレーテッド ホワイトセラミック バゲットレインボー ■451.HX.1120.HX.4099.YOS

ビッグ・バン ウニコ インテグレーテッド ホワイトセラミック バゲットレインボー

18Kホワイトゴールド製のベゼルには54個のバゲットカットカラーストーンをセットしてレインボーを表現。「ビッグ・バン インテグレーテッド」をベースとしているだけに、華やかさのなかにもスポーティーな雰囲気を感じさせる。

■451.HX.1120.HX.4099.YOS ■42mm ■ホワイトセラミックケース ■ホワイトセラミックブレスレット ■HUB1280自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造"UNICO") ■10気圧(100m)防水 ■YOSHIDAスペシャルモデル 限定18本 ■¥7,271,000(税込)


■HUBLOT(ウブロ) ■クラシック・フュージョン トゥールビヨン サファイア レインボー ■505.JX.0120.RT.4099.YOS

クラシック・フュージョン トゥールビヨン サファイア レインボー

サファイアクリスタルケースとオープンワークのダイアルを組み合わせ、透明感を際立たせたトゥールビヨン機構搭載モデル。18Kホワイトゴールド製のベゼルには、ルビーやピンクサファイア、ブルーサファイア、ツァボライトなど8種類のバゲットカットカラーストーン54個をセット。

■505.JX.0120.RT.4099.YOS ■45mm ■サファイアクリスタルケース ■スケルトンストラップ ■HUB6010手巻きトゥールビヨン ■3気圧(30m)防水 ■YOSHIDAスペシャルモデル 限定18本



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【 連載コラム 】

ロングランの人気連載コラム。グレッシブが擁するベテランから気鋭のライターが、YOSHIDAが取り扱うタイムピースおよびブランドをご紹介します。時計の基本的な情報はもちろん、この連載ならではの様々な切り口で注目ブランドの魅力を解説します。パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ウブロなどの人気ブランドから新進気鋭まで名店YOSHIDAならではの審美眼について特集を展開します。

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