圧倒的な美と存在感を愉しめる
ウブロのハイジュエリーモデル

文：竹石祐三 / Text：Yuzo Takeishi
編集：戸叶庸之 / Edit：Tsuneyuki Tokano

※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。

　異素材の融合をラグジュアリーウォッチの世界に浸透させるのみならず、マジックゴールドやカラーセラミック、カラーサファイアクリスタルといった革新的素材を独自に開発し、積極的に採用してきたHUBLOT（ウブロ）。その一方でウブロは、独特のセンスと優れたジェムセッティングによるハイジュエリーモデルを製作し、世のセレブリティたちを魅了し続けてきた。当然のことながら、この稀少な時計を取り扱う店舗は限られる。そのひとつとなるYOSHIDA（ヨシダ）で、ぜひ圧巻の美しさと存在感を確かめてほしい。

力強いケースフォルムとダイヤモンドが融合した
「ビッグ・バン ウニコ ハイジュエリー」

「ビッグ・バン ウニコ」の力強いプロポーションとバゲットカットダイヤモンドの組み合わせは、手首の存在感をアピールするうえで最高の“フュージョン”と言えるだろう。2020年に発表された「ビッグ・バン ウニコ ハイジュエリー」は、42mmの18Kホワイトゴールド製ケースに128個、ベゼルに115個、ダイアルにも61個のバゲットカットダイヤモンドを敷き詰めたラグジュアリーピース。

ビッグ・バン ウニコ ハイジュエリー

■441.WX.9017.LR.9904 ■42mm ■18Kホワイトゴールド＋バゲットカットダイヤモンドケース(総カラット約12.5カラット) ■ブラックアリゲーター×ブラックラバーストラップ＋バゲットカットダイアモンド付きクラスプ ■HUB1280自動巻きクロノグラフ(自社開発・製造"UNICO") ■3気圧(30m)防水 ■￥46,717,000(税込)

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　ダイアルは「ビッグ・バン」のデザインコードに則ったオープンワークとなっているが、見返しやインデックス、さらにはインダイアルの外周まで、おおよそ可能な個所すべてにバゲットカットダイヤモンドをセット。時計本体からは一切のアクセントカラーを排し、さらにブラックアリゲーターのストラップを組み合わせることで、ダイヤモンドの輝きを前面に押し出している。

　そして「ビッグ・バン」の複雑なケースにバゲットカットダイヤモンドを敷き詰めるウブロの卓越した技術力こそが、このモデルの圧倒的な美しさを生み出していると言っても過言ではないだろう。

約12.5カラットのバゲットカットダイヤモンドの輝きで、お馴染みの「ビッグ・バン」のデザインが全く異なる印象に変わる。

ダイアルに敷き詰められたダイヤモンドに目を奪われる
「クラシック・フュージョン ハイジュエリー」

　数あるウブロのコレクションのなかでもとりわけシンプル＆スマートなルックスを具現し、スタイルを問わずに着用しやすいことから人気を博している「クラシック・フュージョン」。シンプルであるがゆえに、ベゼルにダイヤモンドを施すだけでもエレガンスが増すのだが、全面にバゲットカットダイヤモンドを敷き詰めた「クラシック・フュージョン ハイジュエリー」ではその雰囲気が一変する。

クラシック・フュージョン ハイジュエリー

■518.WX.9004.LR.9904 ■45mm ■18Kホワイトゴールド＋バゲットカットダイヤモンドケース(総カラット約20.8カラット) ■ブラックアリゲーター×ブラックラバーストラップ＋バゲットカットダイアモンド付きクラスプ ■HUB1710自動巻き ■3気圧(30m)防水

　直径45mmの18Kホワイトゴールド製ケースには102個、ベゼルにも48個のバゲットカットダイヤモンドをセットしているのだが、圧巻はダイアルにびっしりと敷き詰められた241個 計約7.0カラットものバゲットカットダイヤモンド。

文字盤の全面にまでぎっしり詰まったバゲットカットダイヤモンドは有無を言わさない迫力がある。

　放射状に美しくバゲットカットダイヤモンドがセットされたダイアルの上を、針がゆっくりと動く様は優美の極致。ケース、ベゼル、ダイアル、そしてクラスプから放たれる煌きは、すべての人の目を惹きつける。

シンプルなケースフォルムとダイヤモンドは好相性。ケース側面の美しさも際立っている。

トノー型ケースに配されたダイヤモンドが圧巻の
「スピリット オブ ビッグ・バン ハイジュエリー」

　トノー型ケースを採用した「スピリット オブ ビッグ・バン」は、サファイアやグリーンSAXEMといった素材でも抜群の存在感を示したが、ケース、ベゼル、ダイアル、クラスプに計346個ものバゲットカットダイヤモンドを用いた「スピリット オブ ビッグ・バン ハイジュエリー」ではさらに圧倒的な輝きを放つ1本に仕上がっている。

　先に紹介したハイジュエリー2モデルと同様、バゲットカットダイヤモンドを配した18Kホワイトゴールドのケースにブラックアリゲーターストラップを組み合わせたモノトーンの配色だが、トノー型ケースの採用によってダイヤモンドの存在感がより際立っているのがこのモデルの持ち味。

スピリット オブ ビッグ・バン ハイジュエリー

■642.WX.9017.LR.9904 ■42mm ■18Kホワイトゴールド＋バゲットカットダイヤモンドケース(総カラット約13.1カラット) ■ブラックアリゲーター×ブラックラバーストラップ＋バゲットカットダイアモンド付きクラスプ ■HUB4700自動巻きスケルトンクロノグラフ ■3気圧(30m)防水 ■￥52,745,000(税込)

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　オープンワークのダイアルには、見返しやインデックスなどにバゲットカットダイヤモンドがセットされており、ムーブメントの精緻な動きとダイヤモンドの煌めきとの融合は、この時計を手にした人の目をいつまでも愉しませてくれる。

ダイヤモンドで装飾された特上のクラスプ。