YOSHIDAでその魅力に触れ、確実に手にしたい
マスターショップ専用の特別なグランドセイコー4モデル
文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。
文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。
グランドセイコー(Grand Seiko)のマスターショップは、ブランドの魅力を体感しながら日本が誇る傑作タイムピースの数々を吟味できるのみならず、この限られた店舗でしか手に入らないモデルも展開する特別な空間だ。1960年のブランド誕生時からグランドセイコーを取り扱い、現在ではトップディーラーの座に君臨し続けているYOSHIDA(ヨシダ)も、このマスターショップ認定を受けている店舗のひとつ。そんなマスターショップのトップ・オブ・トップ、YOSHIDAがレコメンドするスペシャルピースが、ここに紹介する4モデルだ。
グランドセイコーの時計には質実剛健という言葉がよく似合う。決して華美ではないが、細かなディテールにも丁寧な仕上げが施され、しかも搭載するムーブメントは高精度で信頼性も高い。日本を代表するこのブランドが、現在では海外にも多くのファンを獲得しているのも頷ける話だ。そんな「飾らない魅力」を備えたグランドセイコーのデザインに明らかな変化が見られるようになったのは、ここ数年のこと。とりわけダイアルのデザイン表現に顕著で、2021年に発表された、白樺林をモチーフとしたSLGH005や、季節の移ろいを表す二十四節気(にじゅうしせっき)に着想を得たGMTモデルなどは、近年のグランドセイコーのデザインワークを象徴する時計と言えるだろう。
こうしたクリエイションはマスターショップ専用モデルにもしっかりと取り入れられており、そのひとつが、ヘリテージコレクションにラインナップされる「SBGA445」。「62GS現代デザインモデル」のフォルムをベースに、岩肌を磨き上げたかのように映るパターンが印象的なダイアルを組み合わせたモデルだが、このライトグレーダイアルで表現されているのが、二十四節気のひとつ「大雪(たいせつ)」が過ぎて雪が降り積もった景色。しかも独創的なテクスチャーのダイアルにはゴールドのGSロゴとブルーの秒針を備え、その雰囲気は実に静謐だ。しかもケースとブレスレットには軽量かつ腕なじみの良いブライトチタンを採用し、ムーブメントも約72時間の持続時間を誇る自動巻きスプリングドライブ9R65を搭載。マスターショップ専用モデルの魅力を存分に感じさせてくれる1本である。
SBGA445
■40mm ■ブライトチタンケース&ブレスレット ■スプリングドライブ自動巻き ■日常生活用強化防水(10気圧) ■¥902,000(税込)
商品詳細・お問い合わせはこちら >>
グランドセイコーが、セイコー・ブランドのひとつではなく、独立したブランドとしての歩みをスタートさせたのは2017年のこと。それまでのエレガントで実用的な三針モデルを軸にしながらも、ダイバーズモデルやスポーティーなクロノグラフモデルもラインナップに加え、日本の高級時計ブランドらしい発想力と優れたクリエイティビティをアピールした。このタイミングで新たにラインナップされたのがセラミックスモデルで、マスターショップ専用の「SBGC221」もそのひとつ。特に目を惹くのがセラミックスケースの仕上げで、全面に鏡面仕上げを施すのみならず、稜線を際立たせたシルエットによって、グランドセイコーらしい、エッジの効いたスポーティールックに仕上げている。今や、セラミックスを用いたモデルはいくつもラインナップされているが、ここまでの美しい仕上げを堪能できるのは、マスターショップ専用モデルならではである。
SBGC221
■46.4mm ■ブライトチタン+セラミックスケース&ブレスレット ■スプリングドライブ自動巻き ■日常生活用強化防水(10気圧) ■¥1,936,000(税込)
商品詳細・お問い合わせはこちら >>
同じく二十四節気のひとつで、多くの日本人にとって馴染み深い「秋分」。この時期の夜空に着想を得たダイアルデザインを備えるマスターショップ専用モデルが、36,000振動/時のハイビートムーブメント9S85を搭載した「SBGH273」だ。まさに秋の夜空のような深みのあるブルーをダイアルに取り入れた時計で、夜空に浮かぶ雲を想起させるダイアル上のパターンと相まって、厳かな雰囲気が堪能できる。そのアクセントとなっているのが、12時位置にレイアウトされたゴールドのGSロゴ。穏やかな輝きを放つロゴと、同じくゴールドの秒針をダークブルーダイアルに組み合わせることによって、夜空から月光が降り注いでいるかのような、ストーリー性をも感じさせる時計に仕上がっているのが、何とも印象的だ。
SBGH273
■40mm ■ステンレススチールケース&ブレスレット ■自動巻き ■日常生活用強化防水(10気圧) ■¥836,000(税込)
商品詳細・お問い合わせはこちら >>
今や、スポーティーデザインの時計も数多く展開しているグランドセイコーだが、そのなかでも「SBGJ237」は色鮮やかなベゼルの存在感に目を奪われるモデルだ。ブルーとホワイトに彩られたサファイアガラスベゼルと、ミッドナイトブルーのダイアルとの組み合わせは、軽快さと落ち着いた雰囲気を両立させ、カジュアルな服装はもちろんのこと、スーツスタイルにも品よく収まるクールなデザイン。搭載するのはGMT機能を備えた36,000振動/時のハイビートムーブメント9S86で、さらに回転式ベゼルを採用することで3つの異なるタイムゾーンを確認できる実用的なモデルとなっている。渡航が叶わない現在ではあるが、来るべきその日を待ちつつ、日常的に身に付けたいタイムピースである。
SBGJ237
■44.2mm ■ステンレススチールケース&ブレスレット ■自動巻き ■日常生活用強化防水(20気圧) ■¥946,000(税込)
商品詳細・お問い合わせはこちら >>
YOSHIDA 東京本店
東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5
<Googlemapはこちら>
営業時間:10:30~19:30
年中無休(年末年始を除く)
ロングランの人気連載コラム。グレッシブが擁するベテランから気鋭のライターが、YOSHIDAが取り扱うタイムピースおよびブランドをご紹介します。時計の基本的な情報はもちろん、この連載ならではの様々な切り口で注目ブランドの魅力を解説します。パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ウブロなどの人気ブランドから新進気鋭まで名店YOSHIDAならではの審美眼について特集を展開します。
COPYRIGHT (C) Gressive ALL RIGHTS RESERVED.