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YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第234回~

ショパールの人気コレクション
「アルパイン イーグル」の注目モデル4選

2023.3.17
■Chopard(ショパール) ■アルパイン イーグル XL クロノ ■295387-9001

文:名畑政治 / Text:Masaharu Nabata
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。

 1980年代、ショパール(Chopard)初のラグジュアリースポーツ ウォッチとして誕生した「サンモリッツ」。このコレクションは、現在、ショパールの共同社長であるカール-フリードリッヒ・ショイフレが初めて手掛けた製品であり、1980年代から90年代にかけて同社を代表するモデルとして生産された。この「サンモリッツ」に現代的な解釈を加え、2019年に発表されたのが「アルパイン イーグル」。ここでは最新モデルを中心に、時計店YOSHIDA(ヨシダ)がお薦めする4つのモデルを紹介しよう。

洗練されたエレガンスを体現する
高精度&高機能クロノグラフ

「アルパイン イーグル XL クロノ」は、ステンレススチール製ケースで強靭さとエレガンスを体現し、その名称にあるように「イーグル」の虹彩にインスパイアされたサンバースト装飾が施されたダイアルには精悍さを漂わせている。

 印象的なアレッチブルーのダイアルには、30分と12時間の積算計、スモールセコンドが配備され、4時と5時のバーインデックスの間には瞬時切り替え式の日付表示が備えられている。

 搭載ムーブメントは、スイス・フルリエの自社工房で開発・製造されたCal.CHOPARD 03.05-C。このキャリバーはフライバック機構装備の高機能な自動巻きクロノグラフである。

 そして、このクロノグラフはスイスの公的精度認定機関「COSC」の厳しい検査に合格した公認クロノメーターとしての高い精度も兼ね備えている。


■Chopard(ショパール) ■アルパイン イーグル XL クロノ ■298609-3003

アルパイン イーグル XL クロノ

イーグルの瞳の虹彩をモチーフとする繊細なサンバースト装飾が施されたダイアルには、ガルバニック処理によってアレッチブルーに着色され、高い輝度を誇るスーパールミノバ®グレード X1を塗布したロジウム仕上げのローマ数字とインデックスをくっきりと浮き立たせている。

■298609-3003 ■44mm ■ルーセント スチール A223製ケース ■ラバーストラップ ■自動巻き ■100m防水 ■¥2,970,000(税込)

比類なき美しさと耐久性を実現した
ルーセント スチール A223のシックな逸品

「アルパイン イーグル 41」のケースは、「ルーセント スチール A223」と名付けられた新組成のステンレススチールによって作られている。この新しいステンレスは、ショパールのパートナーであるVoestalpine Böhler(フェストアルピーネ・ボーラー)社と4年の共同開発から生まれたもの。第一の特徴は従来のステンレス素材と比較して、50%もの高い硬度を保有していることだ。

 また、従来のスチールと比べて不純物の混合が極めて低いため、ゴールドにも劣らぬ輝きと光度を実現し、より美しい輝きを放ち、さらに高い抗アレルギー性を備えていることも大きな特徴。その品質は医療用に用いられるサージカルスチールに匹敵するという。肌に直接触れる腕時計の性質上、抗アレルギー性は、必要不可欠だ。その証明として「ルーセント スチール A223」は欧州新化学物質規制(REACH)の認可を取得している。

 時計内部に収められた心臓部は、ショパールが自社で開発から製造までを行う8振動/秒の自動巻きムーブメントCal.CHOPARD 01.01-C。それはスイスのCOSC公認クロノメーターとして高い精度が保証されている。


■Chopard(ショパール) ■アルパイン イーグル 41 ■298600-3002

アルパイン イーグル 41

ショパールの自社工房から生まれる「Cal.CHOPARD 01.01-C」は、COSC公認クロノメーター。正確な時刻合わせが可能なストップセコンド機能も搭載。ダイアルはガルヴァニック加工によるベルニナグレー。もちろんイーグルの虹彩にインスパイアされたサンバースト装飾が施されている。

■298600-3002 ■41mm ■ルーセント スチール A223製ケース&ブレスレット ■自動巻き ■100m防水 ■¥2,178,000(税込)

ゴールド&ブラックを身にまとった
鮮烈なるマスターピース

 赤みを帯びたローズゴールドとブラックの外装が極めて印象的な「アルパイン イーグル XL クロノ」は、スポーティさとエレガンスを極めて高い次元で融合させたタイムピース。ケース素材は、18Kエシカルローズゴールドとセラマイズドチタンを採用。このコンビネーションに合わせ、ダイアルもガルバニック処理によるブラックをベースにゴールド仕上げのバーインデックスとハンドを配置。ストラップにはレッドのステッチが印象的なブラックのカーフを用いて、スポーティなクロノグラフとしての一種の凄みを表現する。

 公的機関が認めたCOSC公認クロノメーターという高い精度を持つムーブメントは、ショパールが自社で開発・製造を行う「Cal.CHOPARD 03.05-C」。8振動/秒で約60時間のパワーリザーブを実現した、この高精度なクロノグラフは、一度のボタン操作で即座に計測を再開できるフライバック機能を備え、あらゆる場面で確かな精度と機能を発揮する。


■Chopard(ショパール) ■アルパイン イーグル XL クロノ ■295387-9001

アルパイン イーグル XL クロノ

ケースに用いられる18Kエシカルローズゴールドとは、透明性のあるトレーサブルなふたつの制度に従って調達されたゴールド。つまり鉱山採掘者の労働環境や透明性ある取引、環境への影響にも配慮したエシカルな素材である。

■295387-9001 ■44mm ■18Kエシカルローズゴールド&チタンケース ■カーフスキンストラップ ■自動巻き ■100m防水 ■¥5,819,000(税込)

極上の装着感をもたらす
薄型フライングトゥールビヨン

 ダイアルの6時位置にフライングトゥールビヨンを搭載する「アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン」は、ショパール・マニュファクチュールの実力と高いデザイン性を証明するコンプリケーション・ウォッチの新たなるマスターピース。

 フライングトゥールビヨンを装備する自動巻きムーブメントCal.CHOPARD 96.24-Lは、厚さがわずか3.30mm。装着性をまったく阻害しない驚くべき薄さを実現している。

 しかも、単に薄型のトゥールビヨンというだけでなく、COSC公認のクロノメーター認定と同時に、ジュネーブ州内で製造された高品位なタイムピースだけに与えられるジュネーブ・シールも同時に取得。これにより高い精度に加え、時計界のトップレベルの高度な技術から生まれた複雑さと高い審美性をも兼ね備えている。

 このような様々な称号を与えられた「アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン」は、その製作の難しさにより希少性においても特筆すべき存在である。


■Chopard(ショパール) ■アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン ■298616-3001

アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン

ダイアルはガルバニック処理によるアレッチブルーのゴールド製。そこにはイーグルの虹彩に着想を得た加工も施されている。ムーブメントはショパールが開発した自社開発のショパールツインテクノロジー(積載式二重香箱)により、コンプリケーションながら約65時間というロング・パワーリザーブを実現。ジュネーブ・シール品質証明とCOSC公認クロノメーターの称号も獲得。

■298616-3001 ■41mm ■ルーセント スチール A223製ケース&ブレスレット ■自動巻き ■100m防水 ■¥18,667,000(税込)



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