特別なパートナーシップから誕生した
魅惑の「ブルガリサロン」

編集・文:戸叶庸之 / Edit & Text:Tsuneyuki Tokano
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。
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去る2022年6月1日、名古屋・栄の大津通りにオープンした「名古屋 YOSHIDA」は、今年創業102年を迎えたYOSHIDAが満を持して出店した2号店になる。ファサードの最上部にデジタルサイネージが設置され、大きなガラス窓からバカラのシャンデリアが覗く店舗は、1階は『YOSHIDA』が厳選した気鋭のブランドを取り揃えるウォッチフロア、2階はブルガリとのパートナーシップから生まれた「ブルガリサロン」、3階はブライダルにも対応する一流ジュエラーが集結したジュエリーサロンの3つのフロアで構成されている。今回の特集では、「ブルガリサロン」について紹介する。
ブルガリとのパートナーシップから誕生した「名古屋 YOSHIDA」の2階に併設された「ブルガリサロン」。インテリアデザインのコンセプトは、過去に錚々たるメゾンとのコラボレーションを行ってきた国際的な建築家ピーター・マリノがブルガリのために考案したもので、「永遠の都 ローマ」を現代のフィルターを通じて表現している。
サロンの入り口に設けられたパンテオン・メッシュが飾られた入り口の敷居には、バランス、調和、宇宙の秩序などを象徴する赤いポルフィーリ製のコンドッティエイト・ポイント・スターがある。この星型のシンボルは「すべての道はローマに通じる」という意味し、世界中のブルガリブティックで見受けられる。
パンテオン・メッシュなどが印象深いサロンのエントランス。
ブルガリのこだわりが詰まった内装は、ディスプレイカウンターにはパヴォナゼット大理石、インペリアルサフランカラーのシャンタンシルクで飾られた壁面のコンドッティウィンドウなど、伝統的な職人技が息づいたイタリアンデサインの真髄が見られる。
イタリアンデザイン特有の造形美が息づくディスプレイカウンター。
インペリアルサフランカラーのカラーで彩られたセールスルーム。
サロンに陳列する世界でも稀に見る腕時計の商品構成について触れていこう。メンズウォッチは人気コレクションの「オクト」を中心に幅広いモデルが並ぶ。
オクト フィニッシモ 宮島達男 日本限定モデル
現代美術家・宮島達男とのコラボレーションによって生まれた、文字盤に数字の8を記した自動巻きモデル。
■103569 ■40mm ■チタニウムケース&ブレスレット ■自動巻き ■30m防水 ■日本限定120本
オクト ローマ ワールドタイマー
スポーティかつエレガントに仕上げた汎用性に優れた革新的なワールドタイマー。
■103481 ■41mm ■ステンレススチールケース&ブレスレット ■自動巻き ■100m防水 ■¥1,408,000(税込)
レディスウォッチも然りでダイヤモンドを散りばめた「ルチェア」、アイコニックなベゼルで人気の「ブルガリ・ブルガリ」などを初め、芸術性に溢れたジュエリーウォッチまで取り揃えている。
ルチェア
ブルガリのジュエリー製作の職人技とウォッチメイキングの専門技術を融合させたレディスウォッチ。
■103619 ■28mm ■ステンレススチールケース ■アリゲーターストラップ ■クォーツ ■50m防水 ■¥726,000(税込)
ブルガリ・ブルガリ
タイムレスなデザインと日常使いに適した素材使いに定評がある人気モデル。
■103217 ■23mm ■ステンレススチールケース&ブレスレット ■クォーツ ■30m防水
名古屋の時計市場は大変な賑わいを見せている中で、「名古屋 YOSHIDA」は早くも新しいランドマークとなりつつある。その中核を担う「ブルガリサロン」は唯一無二の存在感を示している。特別な体験を求めて、ぜひ一度サロンへ訪れてほしい。
名古屋 YOSHIDA
愛知県名古屋市中区栄3丁目17番17号
<Googlemapはこちら>
営業時間:10:30~19:30
年中無休(年末年始を除く)
ロングランの人気連載コラム。グレッシブが擁するベテランから気鋭のライターが、YOSHIDAが取り扱うタイムピースおよびブランドをご紹介します。時計の基本的な情報はもちろん、この連載ならではの様々な切り口で注目ブランドの魅力を解説します。パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ウブロなどの人気ブランドから新進気鋭まで名店YOSHIDAならではの審美眼について特集を展開します。
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