オーデマ ピゲ2023年コレクション、
注目のトピックス3選
編集・文:戸叶庸之 / Edit & Text:Tsuneyuki Tokano
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。
編集・文:戸叶庸之 / Edit & Text:Tsuneyuki Tokano
※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。
オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)の2023年コレクションからYOSHIDA(ヨシダ)が一押しする3つのトピックスを紹介しよう。
2023年はオーデマ ピゲの「ロイヤル オーク オフショア」が発表されてから30年を数える節目の年だ。そのため、数々の新作がリリースされている。
ここで紹介する「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」の43mmモデルは、セラミック、チタン、ゴールドなどを組み合わせながら「ロイヤル オーク オフショア」が持つエルゴノミックなケースデザインを現代に継承している。
注目すべきポイントは、洗練されたブライトグレーを貴重にしたカラーデザインにある。18Kピンクゴールドのケース、ベゼル、ブレスレットのリンク、プッシュピースにチタンを使用。ブラックセラミックのリュウズ、プッシュピースと同様、ブラックのクロノグラフカウンターがグレーのメガタペストリーダイヤルを背景に浮かび上がる。ダイヤルには蓄光処理を施したピンクゴールドのバトン型アワーマーカーと針が配置されている。
ちなみに、この43mm径の「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」には、オーデマ ピゲが2021年に導入した手軽に交換可能なストラップシステムが採用されている。テキスタイル調のグレーカーフスキンレザーストラップのほか、ブラックラバーストラップが付属されている。
2019年より登場した「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」は、オーデマ ピゲの新定番として安定した人気を誇っている。この度、新しいケース径としてコレクション最小となる38mmのケースサイズが登場。パープル、またはアイボリーのエンボス加工ダイヤルを備えた18Kピンクゴールド製ケースとアリゲーターストラップを備えた2つの自動巻きモデルの用意がある。
この38mm径のケースサイズは、これまで展開していた41mm径と42mm径では補えなかった細めの手首に対応するために考案された。「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の特徴である八角形のミドルケースを丸型のケースで挟むという複雑な三層構造を踏襲。そこへサテン仕上げとポリッシュ仕上げの面取りが交互に施された洗練されたデザインが加わり、多面的な構造をより際立たせている。
印象的なグラデーション構造を再現したエンボス加工のダイヤルは、オーデマ ピゲがスイスのギヨシェ装飾の職人ヤン・フォン・ケーネルと共同で開発したものだ。波を彷彿させるパターンは、中心から外側に移動する何百もの小さな穴で装飾されており、独特の色彩効果を生み出す。
大きな竹斑入りのアリゲーターストラップには、「Audemars Piguet 」の文字が刻印された新しい18Kピンクゴールド製ピンバックルが取り付けられている。
オーデマ ピゲが擁するコンプリケーションの陣容において「ロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリ」は最高位に位置するモデルである。
その最新作であるブラックセラミックバージョンは、ホワイトゴールドとチタンを随所に配したスタイリッシュなデザインに特徴がある。
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)との共同開発による最先端技術を集約したスーパーソヌリのメカニズム、特許保持の手巻きミニッツリピーター専用の手巻きムーブメントCal.2953を搭載。ケースバック及びセラミックの部品は最高の仕上がりを誇り、さらにセラミックの音響伝導性を向上させることで優れた音響効果を生み出している。
「ロイヤル オーク」のアイコニックなディテールであるグランドタペストリーダイヤルは、線路目盛りと6時位置のスモールセコンドにスネイル仕上げを用いている。こちらの蓄光処理を施したアワーマーカーのほかに、13個のバゲットカットダイヤモンドのアワーマーカーのモデルがある。どちらもチタンリンクと新しい3ブレードのチタン APフォールディングバックルがついたブラックラバーストラップを合わせている。
YOSHIDA 東京本店
東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5
<Googlemapはこちら>
営業時間:10:30~19:30
年中無休(年末年始を除く)
オーデマ ピゲ ブティック 大阪
大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-6-9
<Googlemapはこちら>
営業時間:10:00-19:30
年中無休(年末年始を除く)
ロングランの人気連載コラム。グレッシブが擁するベテランから気鋭のライターが、YOSHIDAが取り扱うタイムピースおよびブランドをご紹介します。時計の基本的な情報はもちろん、この連載ならではの様々な切り口で注目ブランドの魅力を解説します。パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ウブロなどの人気ブランドから新進気鋭まで名店YOSHIDAならではの審美眼について特集を展開します。
COPYRIGHT (C) Gressive ALL RIGHTS RESERVED.