オーデマ ピゲで選ぶホリデーギフト

文：篠田哲生 / Text：Tetsuo Shinoda
写真：岡村昌宏（クロスオーバー）/ Photos：Masahiro Okamura（CROSSOVER）
編集：戸叶庸之 / Edit：Tsuneyuki Tokano

※掲載商品の情報及び価格は変更される場合がありますのでご了承ください。

　世界的なトレンドのひとつとして、時計業界はもちろんのこと、ファッションの世界でもレディスウォッチの需要が年々高まっている。全3回で送るこのギフト特集では、デイリーユースはもちろん、これからのホリデーシーズンのギフトにふさわしいモデルまで、YOSHIDA（ヨシダ）が選りすぐりの時計を紹介する。第3回に登場するブランドは、AUDEMARS PIGUET（オーデマ ピゲ）。ラグジュアリーウォッチにおける金字塔を打ち立てた「ロイヤル オーク」の爆発的な人気は、いまやレディスにおいても常識となりつつある。

アイコンが二人をつなぐ絆になる

　時計好きのパートナーの影響もあってか、本格的なスイス時計を好む女性が増えている。

　AUDEMARS PIGUET（オーデマ ピゲ）はスイス屈指の技巧派であり、男性ファンが多いブランド。しかし実は女性ファーストのブランドでもある。

　そもそも創業者ファミリーであるジャスミン・オーデマ女史が経営に参画しており、カラフルな女性モデルにも力を入れている。さらに“強い女性の象徴”であるテニス選手、セリーナ・ウィリアムズがアンバサダーを務めている。つまりオーデマ ピゲは女性が持つべきブランドでもあるのだ。

　例えば「ロイヤル オーク」をペア使いすれば、アイコニックなデザインを二人で一緒に楽しめる。人生という時間を一生に歩むパートナーとの絆の象徴として、これほど価値のあるモノはないだろう。

ゴールドケースをさらに魅せる
ショコラブラウンのダイヤル

ロイヤル オーク クロノグラフ
■26331OR.OO.1220OR.02 ■41mm ■18KPGケース＆ブレスレット ■自動巻き ■50m防水

　1972年に誕生した「ロイヤル オーク」は、ドレスウォッチのようなケース仕上げや薄いケースを持ちつつ、スポーツウォッチに匹敵するタフなスペックを持つ“ラグジュアリー・スポーツウォッチ”だ。

　それゆえ、頑強なステンレススチールケースを選ぶのが本流だ。しかしパートナーとのペア使いを楽しむなら、華やかなフルゴールドモデルが楽しい。

　ダイヤルを“ショコラブラウン”にすることで、融和な表情が生まれており、ラグジュアリーかつ落ち着いた雰囲気を放つ。

　冬の夕方、低くなった太陽が作り出す温かなオレンジの光は、ゴールドケースをいっそう魅力的にみせてくれる。体を寄せ合いながら街を歩く二人の腕元に、これ以上似合う時計はないだろう。

デザインに華やぎを与える
ダイヤモンドセッティング

ロイヤル オーク オートマティック
■15451OR.ZZ.1256OR.04 ■37mm ■18KPGケース＆ブレスレット ■自動巻き ■50ｍ防水

　英国艦艇「ロイヤル オーク」の舷窓をイメージした8角形ベゼルは力強い表情を作る

　しかしやや小ぶりなレディスモデルは、ここにダイヤモンドをセッティングすることで華やかさを加えている。ショコラブラウンのダイヤルにはグランドタペストリー柄の模様が施されており、光の加減によって表情を変えてくれるのも楽しい。

　これからの年末年始にかけては、パーティーなどイベントごとが増えてくる。そういったシーンに合わせれば、腕元のアクセサリーとして効果は絶大。

　さらにパートナーとペア使いをすれば、仲良き二人の関係性をさりげなくアピールできるだろう。