シックな色使いで魅せるオーデマ ピゲの腕時計

文:篠田哲生 / Text:Tetsuo Shinoda
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano
文:篠田哲生 / Text:Tetsuo Shinoda
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano
「ロイヤル オーク」に代表されるように、AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)は、スポーティな印象がある。しかしその歴史を紐解くと、多くの王侯貴族や知識人から愛されてきた正統派であるので、ドレスアップした手元を彩る時計として楽しむのも正解である。昨今はファッションのドレスコードが緩くなってきているので、個性のあるオーデマ ピゲは、アクセントを加えるのに最適である。ただし間違っていけないのは“色の使い方”。ケースデザインが強いからこそ、色使いはシックにまとめたい。その控えめな組み合わせで、手元で上品に遊ぶのだ。YOSHIDA(ヨシダ)が注目する、最新モデル3本を紹介したい。
ケースも大きくて厚みのある「ロイヤル オーク オフショア」は、かなり存在感があるので、カジュアルなスタイルとの相性が良いのは当然だ。ゴールド×ブラックなど華やかなカラーリングのモデルが多いので、Tシャツやカットソーにサラリと合わせるだけでも、着こなしがリッチになるという効果がある。
しかしニュアンスカラーでまとめたシックなモデルなら、もっと大人な雰囲気で楽しめるだろう。このモデルは、ベゼルがグレーセラミックでケースはグレーメタリック色のチタン、そしてグレーダイヤルにダークネイビーのインダイヤルを加えているので、全体的に落ち着いたトーンがある。手元を“ギラリ”と主張するのではなく、シックな色でセンス良く遊ぶのだ。
ケースの厚みは14.4mmもあるので、シャツよりもニットと合わせる方がいいだろう。ジャケット×タートルネックの組み合わせにこの時計を加えると、エレガントな大人の装いに、ちょっとした色気を加えてくれる。
スポーティな「ロイヤル オーク オフショア」を、あえてシックに楽しむ……。それが大人の余裕である。
ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ
ケースに沿うようにデザインされた、洗練されたプッシュボタンが特徴の44mmクロノグラフも、配色をシックにまとめると上品な雰囲気になる。
■26400IO.OO.A004CA.02 ■44mm ■チタンケース ■グレーラバーストラップ ■自動巻き ■100m防水 ■¥3,960,000(税込)
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スーツやタキシードなどのドレッシーなスタイルには、薄型のドレスウォッチを合わせるのがセオリー。オーデマ ピゲであれば、「ロイヤル オーク エクストラ シン」等が選ばれることが多いだろう。しかしシックな色合いの「コード 11.59 バイ オーデマ ピゲ」も、ドレスアップの時計として効果的だ。
「コード 11.59 バイ オーデマ ピゲ」を正面から見ると、薄いベゼルのおかげで端正なドレスウォッチに見える。ブラックやグレーなどシックなダイヤル色を選べば、もっとクラシカルな雰囲気になるだろう。しかしそれだけでは終わらないのが「コード 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の面白いところだ。
2020年の新作はダイヤルをグラデーションで仕上げており、8角形のミドルケースをピンクゴールド製にしているので、サイドから見ると立体的なケース構造が際立ってくる。ケース厚が10.7mmなのでシャツの袖口にすっと馴染むが、ここから時計がチラリと見えるだけで「凝った時計をつけているな」と、さりげなく周囲の視線を集めることもできる。ドレッシーなファッションに、シックな色気を加えるのだ。
ファッションは足し引きが重要であり、洋服は王道にしつつ、時計でアクセントを作るのが大人の遊び方だ。シックな色合いの「ロイヤル オーク オフショア」や「コード 11.59 バイ オーデマ ピゲ」なら、こなれた男のスタイルが完成するだろう。
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック
8角形のミドルケースをラウンドケースで挟む立体構造が特徴。ホワイトゴールド×ピンクゴールドのコンビケースにすることで、より立体感が引き立った。ラグは中空構造なので、細部までディテールの美しさを堪能できる。
■15210CR.OO.A009CR.01 ■41mm ■18Kホワイトゴールド×18Kピンクゴールドケース ■グレーアリゲーターストラップ ■自動巻き ■30m防水 ■¥3,300,000(税込)
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CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック
ダイヤルにサンバースト模様の仕上げを施すことで、シックな色合いの中にほのかな色気を加える。針やインデックス、3Dロゴがピンクゴールドになっているのも、コンビモデルの特徴である。
■15210CR.OO.A002CR.01 ■41mm ■18Kホワイトゴールド×18Kピンクゴールドケース ■ブラックアリゲーターストラップ ■自動巻き ■30m防水 ■¥3,300,000(税込)
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ロイヤル オーク オートマティック
機械式のロイヤル オークとしては最少となる34mmケースモデルは、2020年の注目モデル。ケースは小さいが細部の磨きまで完璧。ジェンダーレスで楽しめる時計だ。
■77350ST.OO.1261ST.01 ■34mm ■ステンレススティールケース&ブレスレット ■自動巻き ■50m防水 ■¥2,255,000(税込)
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ロイヤル オーク クロノグラフ
時計業界では“パンダダイヤル”と呼ばれる白ダイヤル×黒インダイヤルの配色は、クロノグラフの定番スタイルだ。
■26331ST.OO.1220ST.03 ■41mm ■ステンレススティールケース&ブレスレット ■自動巻き ■50m防水 ■¥3,300,000(税込)
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ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ
丸いプッシュボタンを使用する42mmモデル。グレーセラミック&チタンケースのグレーの色合わせに合わせて、ダイヤルやストラップも同系色。シックでエレガントな雰囲気がある。
■26470IO.OO.A006CA.01 ■42mm ■チタンケース ■ライトグレーとダークグレーのコンビカラーラバーストラップ ■自動巻き ■100m防水 ■¥3,410,000(税込)
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ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ
黒とグレーの洗練された色合わせでシックにまとめた、使い勝手の良いクロノグラフ。
■26400IO.OO.A004CA.01 ■44mm ■チタンケース ■グレーラバーストラップ ■自動巻き ■100m防水 ■¥3,960,000(税込)
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正規時計代理店YOSHIDA(ヨシダ)と、時計専門サイトGressive(グレッシブ)が、4名の執筆陣とともに送る連載企画。「なぜ、人は腕時計に惹かれるのか?」という普遍的なテーマのもと、名だたる一流ブランドの魅力に触れ、奥深い高級時計の世界へと誘う。
Audemars Piguet Boutique Osaka
オーデマ ピゲ ブティック 大阪
大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-6-9 心斎橋福穂ビル
TEL:06-6214-5401
FAX:06-6214-5403
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