Gressive

YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第6回~

世界最高峰のスポーツイベント、
FIFAワールドカップ™とウブロのパートナーシップ

2018.11.23

文:田中克幸 / Text:Katsuyuki Tanaka
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

 2018年6月~7月にかけて開催された2018 FIFAワールドカップ ロシア™。番狂わせのゲーム続出が話題となった当大会出場32チームの頂点に立ったのは、4-2でクロアチアを破ったフランス。そして本大会の影の主役といえるのが、2010年の南アフリカ大会より3度目のオフィシャルタイムキーパーという大役を務めたHUBLOT(ウブロ)である。YOSHIDA(ヨシダ)の店頭に並ぶ、多彩な限定モデルの紹介とともに、その取り組みについて触れていく。

ロシアで初登場!
ウブロのレフェリー着用ウォッチ

 全世界が注目する国際スポーツ競技会の中でも、オリンピックに次ぐであろう存在がサッカーワールドカップ。2018年は実に145の国と地域でTV放映されるほどヒートアップした。この地球規模の超ビッグスポーツイベントのパートナーシップの締結を、ウブロがバーゼルワールドで発表してからすでに8年以上経つが、現場に立ち会った者としては、その時の驚きを昨日のことのように覚えている。

 ウブロと国際サッカー連盟(FIFA/Fédération Internationale de Football Association)とのパートナーシップの始まりは、2010年の第19回南アフリカ大会。この時はウブロのロゴが入った四角いレフェリーボードが世界の注目の的となった。アディショナルタイム告知や選手交代の度に世界中のTVモニターに頻繁に登場する訳で、これほど鮮烈かつ効果的なデビューは、他のスポーツ競技ではまず見たことがない。

 FIFAとのパートナーシップは次の2014年、第20回ブラジル大会へと続き、世界で初めてウブロの時計型のレフェリーボードが登場した。そして2018年の第21回ロシア大会において、今度は驚くような新製品をウブロは開発した。

 それがウブロ初のコネクテッドウォッチ「ビッグ・バン レフェリー 2018 FIFA ワールドカップ ロシア™」である。


試合の経過時間等、基本性能はもちろんのことレフェリーが着用するウォッチは、レフェリーを補助するビデオシステム「ゴールライン・テクノロジー」に繋がっており、ボールの軌道を捉え、ボールがゴールラインを完全に越えたかどうかを判定できる。微妙な判定が要求されるシーンで、レフェリーのこの動作は今大会で頻繁に見受けられた。

2014年のブラジル大会、そして、今年のロシア大会にも時計型のレフェリーボードが登場。ロゴ入りの四角いレフェリーボードが2010年の南アフリカ大会で登場した当時、「あのHUBLOTとは何か?」と一躍注目されたことは想像を待たない。

最新テクノロジーを搭載した
世界唯一のサッカーウォッチ

 FIFAオフィシャルウォッチと銘打たれた「ビッグ・バン レフェリー 2018 FIFA ワールドカップ ロシア™」。元々、レフェリー専用時計を計画していたFIFAの依頼を受けてウブロが開発、これが単に試合経過時間を計時する時計に終わらせず、最新テクノロジーを搭載した発明品として登場させたことにウブロの並々ならぬ熱意を感じる。

 これは「FIFA ワールドカップは、サッカーファンが最も盛り上がる聖杯」であり「サッカーファンの情熱を刺激するすべてをひとつに集めた」という、ウブロCEOリカルド・グアダルーペ氏の言葉に集約されている。

 FIFAコンフェデレーションズカップ2017™と、FIFAクラブワールドカップ2017™で、すでに何度も実戦でレフェリー達によるテストが密かに繰り返されていたという当モデル。ゴールライン・テクノロジーとコネクトしたその機能は、ボールの軌道を捉え確実にゴールラインを超えたか否かを判定するもの。ロシア大会から完全導入され、その光景はすでに各試合で頻繁に見られた。

 試合展開や攻守の入れ替わりが早く、決定判断が微妙なシーンも見られるサッカーにおいての有効手段として、ゴールライン・テクノロジーは今後も活用されると思われる。当システムを最大有効活用できるポータビリティ・ツールの開発者であるウブロは、サッカー界の改革を後押しした影の主役として、永く記憶に留まるに違いない。


ディエゴ・アルマンド・マラドーナ。1960年生まれ。元アルゼンチン代表。その天才的なプレースタイルにより数多くの信望者を生む。1986年のFIFAワールドカップ・メキシコ大会準々決勝の対イングランド線における「5人抜き」等伝説多数。

ペレ。本名エジソン・アランテス・ド・ナシメント。1940年生まれ。元ブラジル代表。通算1363試合に出場し1281得点を記録、「サッカーの王様」「サッカー史上最高の選手のひとり」と称される。1971年の引退後はユニセフ(UNICEF/国際連合児童基金)親善大使などを務める。

2006年より始まったウブロとサッカーとの関係

 ウブロとサッカー界との関係は、スイス代表チームのスポンサーに就任した2006年に始まる。その4年後の2010年に、FIFAワールドカップ南アフリカ大会™のオフィシャルタイムキーパーを担当したことは前述したとおりだが、スイス代表チームからいきなりFIFAというトップクラスへの飛翔は、驚くべき出来事と記憶される。

 その後、ウブロはサッカー界でエネルギッシュに活動の枠を広げ、2012年のユヴェントスFCや2015年のチャルシーFCなどのチームや、同年のUEFAチャンピオンズリーグ、2017年のFIFAコンフェデレーションズカップのオフィシャルタイムキーパーなど、2018年現在で計3大会のワールドカップ、3大会のFIFAコンフェデレーションズカップ、3大会のUEFA EURO、さらに3シーズンのチャンピオンズリーグ及びヨーロッパリーグで輝かしい実績を残している。

 またウブロファミリーにはペレ、ディエゴ・マラドーナなど歴代スタープレーヤーや、代表チーム監督等多彩な顔ぶれが揃う。

 そしてウブロと日本代表チームとの関係は、2015年に彼らにオフィシャルウォッチを提供したことに始まる。

 2018年のFIFAワールドカップ ロシア™では、日本代表オフィシャルウォッチ「ビッグ・バン ブルー ヴィクトリー」を提供。ダイアルとストラップにはサムライ・ブルーにインスパイアされたブルーを配色、日本代表ユニフォームを彷彿とさせる赤のクロノグラフ針を採用した。その姿は日本代表チームの移動等、随所で選手が身に着けている様子が報道映像などで確認できた。

 このようにサッカー界に一大革命をもたらしたウブロ。その姿勢は今後とも、世界を揺さぶり続けることは間違いない。


2018 FIFA ワールドカップ ロシア™に向けてウブロが用意した広告ビジュアル。同年5月には東京・表参道ヒルズにて特別展「HUBLOT LOVES FOOTBALL Special Exhibition」が開催された。

 多くのスポーツ選手が来店するYOSHIDA 東京本店は、サッカーはもちろん、スポーツ関連のさまざまな限定モデルが充実している。該当する時計はいずれもウブロが提唱するコンセプト「The Art of Fusion(異なる素材やアイデアの融合)」をより強く打ち出していることは言うまでもない。独特の色合いや素材使いを持つ時計は、ジャンルの垣根を超え、幅広い層に支持されている。

YOSHIDAが選ぶ
おすすめ商品のご紹介

【連載】「YOSHIDAで体験する、高級時計への旅」とは?

正規時計代理店YOSHIDA(ヨシダ)と、時計専門サイトGressive(グレッシブ)が、4名の執筆陣とともに送る連載企画。「なぜ、人は腕時計に惹かれるのか?」という普遍的なテーマのもと、名だたる一流ブランドの魅力に触れ、奥深い高級時計の世界へと誘う。

INFORMATION

YOSHIDA 東京本店

東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5
営業時間:10:00~20:00 年中無休(1月1日から1月3日までを除く)



>Googlemapはこちら

店舗詳細はこちら

AUDEMARS PIGUET OSAKA INFORMATION

AUDEMARS PIGUET Le Brassus OSAKA

Audemars Piguet Boutique Osaka
オーデマ ピゲ ブティック 大阪
大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-6-9 心斎橋福穂ビル
TEL:06-6214-5401
FAX:06-6214-5403

>Googlemapはこちら

店舗詳細はこちら

COPYRIGHT (C) Gressive ALL RIGHTS RESERVED.

YOSHIDA SINCE 1920