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YOSHIDAで体験する、高級時計への旅 ~第4回~

世界にふたつとない
オーデマ ピゲのサロンが開設

2018.11.9

文:名畑政治 / Text:Masaharu Nabata
写真:岡村昌宏(クロスオーバー)/ Photos:Masahiro Okamura(CROSSOVER)
編集:戸叶庸之 / Edit:Tsuneyuki Tokano

 去る7月、東京・幡ヶ谷の「YOSHIDA 東京本店」の本館1階に「オーデマ ピゲ サロン」が開設された。世界屈指の時計店として知られるYOSHIDA(ヨシダ)によって、新たに生み出されたオーデマ ピゲ専門サロンには、どのような魅力が潜んでいるのだろうか?

YOSHIDAの“新たな顔”となる、
オーデマ ピゲ専門のサロン&コーナー

「YOSHIDA 東京本店」本館1階に新たに設置された「オーデマ ピゲ サロン」の特徴は、サロンの入り口の近くあるAUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)の製品を展示するオーデマ ピゲ専用のコーナーと別個に設定されていることだ。

 この両者が独立した構成により、オーデマ ピゲの購入を考えている顧客は、まず“コーナー”で希望するモデルを伝えて品定めし、それを別室の“サロン”に持ち込んで、じっくりと吟味することが可能となっている。


東京・幡ヶ谷の「YOSHIDA 東京本店」1階に設置されているオーデマ ピゲのコーナー。サロンを訪ねた顧客は、まずここで希望するオーデマ ピゲのモデルやタイプを告げる。これを受けたスタッフが豊富な品々から、それに適合するモデルを選び、その後、サロンへと場所を移し、モデルを実際に手にとって確認する。

 ちなみに、このサロンのしつらえは、2017年3月にオープンした「オーデマ ピゲ ブティック 大阪」と共通するもの。

 “複雑時計の揺り籠”と呼ばれるように、古くから複雑時計の開発と製造に注力してきたスイスのヴァレー・ド・ジュウ(ジュウ渓谷)。この地において、中心的な存在として君臨し続けるのがオーデマ ピゲである。

 このサロンと大阪ブティックには、オーデマ ピゲが創業した1875年以降、連綿と本社を構えるジュウ渓谷から取り寄せた天然素材(石や木材など)を駆使した建材が使われ、そこに専用設計の什器を並べることで、心和む快適な空間を生み出している。

 では一体、YOSHIDAとスイスのオーデマ ピゲ本社が、このような関係性を築くに至ったのは、どんな理由からなのだろうか?

 その答えは、両社とも豊かな伝統と革新性を融合させ、独立精神に基づく「ファミリービジネス」という共通項が存在するから。つまり、東京の「オーデマ ピゲ サロン」も「オーデマ ピゲ ブティック 大阪」も、YOSHIDAファミリーとオーデマ ピゲ・ファミリーの強い絆あったからこそ誕生したのだといえる。


穏やかなウッドの質感を最大限に活用した「オーデマ ピゲ サロン」の内装。過剰な装飾を排したシンプルさを極めた空間演出により、じっくりとお望みのオーデマ ピゲを吟味することができる。

至高の一品と巡り会える、
新しいサロンの真価

 快適な空間演出もさることながら、このサロンをなによりも特徴づけているのが、世界一といっても過言ではない圧倒的なオーデマ ピゲの豊富な在庫である。これはある意味、「オーデマ ピゲ ブティック 大阪」を凌駕しているのではないか、と思えるほど。

 特に素晴らしいのは、ベーシックなモデルはもちろんのこと、オーデマ ピゲの伝統を継承するコンプリケーション・モデル(複雑時計)が多数、揃っていることだろう。


ロイヤル オーク・ミニッツリピーター スーパーソヌリ

ベーシックな「ロイヤル オーク」のケースに、圧倒的な音量と最高峰の音色を備えるミニッツリピーター機構を搭載したレア・モデル。世界で唯一、入手できるのは「YOSHIDA 東京本店」本館1階の「オーデマ ピゲ サロン」だけ。陰影に富むグランド タペストリー・ダイアルにスモールセコンド付きというシンプルさが好ましい。

■26591PT.OO.D002CR.01 ■42mm ■プラチナケース ■アリゲーターストラップ ■手巻き ■20m防水 ■¥43,470,000(税込)

 それに加えて、さらにサロン(もちろんコーナーも含め)の価値を高めているのが、全世界でもここだけでしか入手することのできない“YOSHIDAスペシャル”と呼ばれる限定モデルが充実していることにほかならない。

 通常、オーデマ ピゲの限定モデルは、国別に作られるものだという。ところがこのサロンにおいては、YOSHIDA社長とオーデマ ピゲ社長フランソワ-アンリ・ベナミアス氏との強い絆から、全世界で唯一、オーデマ ピゲ正規販売店としてのYOSHIDAのスペシャルモデルが実現したというのである。


ロイヤル オーク・パーペチュアルカレンダー

重厚感溢れるプラチナ製ケースにオーデマ ピゲの自社開発・製造による永久カレンダー・ムーブメント「Cal.5134」を搭載したモデル。ケース厚はわずか9.5mm。ダイアルはグランド タペストリーをベースに、ブラックとロジウム・カラーのツートーンのインダイアルを配置し、表情豊かに仕上げられている。

■26597PT.OO.1220PT.01 ■41mm ■プラチナケース&ブレスレット ■自動巻き ■20m防水
■¥18,738,000(税込)

 オーデマ ピゲのYOSHIDAスペシャルが誕生したのは5年ほど前のこと。当時は「ジュール オーデマ」などトラディショナルなモデルが中心だったという。

 やがて、世界的にも人気の高い「ロイヤル オーク」をベースとして、ブラック・ダイアルのトゥールビヨン・モデルを製作。さらにプラチナ製ケースにバゲットカットのダイヤモンドをセッティングした、極めて希少なトゥールビヨンなども製作された。こうしてYOSHIDAスペシャルは、通常のカタログにはないモデルを、毎年5種類ほど製作し、発表してきた。

 このように世界的に見ても、極めて希少なYOSHIDAスペシャルが、これまで主に用いてきたケース素材はプラチナであった。ただし、来年以降は重厚なプラチナに代えて、チタンやセラミックなどを用いることで、軽さを追求していくのだという。こちらもまた楽しみ。

 おそらく今後も、世界中の時計愛好家の間で、東京の「オーデマ ピゲ サロン」の価値と名声が、さらに高まっていくことだろう。

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【連載】「YOSHIDAで体験する、高級時計への旅」とは?

正規時計代理店YOSHIDA(ヨシダ)と、時計専門サイトGressive(グレッシブ)が、4名の執筆陣とともに送る連載企画。「なぜ、人は腕時計に惹かれるのか?」という普遍的なテーマのもと、名だたる一流ブランドの魅力に触れ、奥深い高級時計の世界へと誘う。

INFORMATION

YOSHIDA 東京本店

東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5
営業時間:10:00~20:00 年中無休(1月1日から1月3日までを除く)



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AUDEMARS PIGUET OSAKA INFORMATION

AUDEMARS PIGUET Le Brassus OSAKA

Audemars Piguet Boutique Osaka
オーデマ ピゲ ブティック 大阪
大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-6-9 心斎橋福穂ビル
TEL:06-6214-5401
FAX:06-6214-5403

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